200mクラスの低山で、普段なら歩き応えも少ない山ですが、この暑さの中では、苦行登山となります。
今回は、JR川西池田駅からのスタートとなりました。......阪急雲雀ヶ丘花屋敷駅からも近いようです。
梅雨明けから高温状態となりました。梅田から20分ほどで、到着です。すでに暑い!
釣鐘山は、霊山であり、信仰の山として存在していたのですが、宅地開発や旧来の住民の高齢化で、忘れられた存在のように思えます。......今でも手入れはされています。
急坂だらけの住宅街を登ってゆきます。所々に丁石があって、霊山を偲ばせます。
木々が多くなってきましたが、汗が噴出しています。
慈光会というところが管理されているようです?
3つのルートがあって、今回は感謝の道です。
階段と苔が、何とも物悲しい感じです。
土道と木々で、気温は下がるのですが、湿度が高くて大変です。
石仏や石碑・祠が数多く見かけられました。
先の見えない階段が待ち受けていました。
池田の街を見守っているのでしょうか?行者さんが入定して、干ばつを防いだという話もあるようです。
思っている以上に崇拝されてきた山であることが実感できました。しかしながらこの暑さで、休憩だらけの山行きが、そうさせたのかもしれません。
大阪梅田のビル群が霞んで見えていました。
石塔からは、狭い山道となります。
釣鐘山の頂上です。205mしかありません。坂道との戦いと言うよりも熱中症との戦いです。
サンテレビのアンテナ所です。
山の頂上付近まで宅地開発されています。新規の学校も山の中にあります。
東側の景色は、五月山方面となっていました。
キノコもあちらこちらで見かけることができました。