2021年9月27日月曜日

交野山・石仏の道(ご来光道)9月11日

観音石で有名な交野市の交野山に登りました。

低山ながら岩と眺望の良さで人気です。今回は、未踏の石仏の道から入山しました。

JR学研都市線の津田駅からスタートです。ガイドブックのコースは、線路脇の通路のような道を選んでいます。
住宅開発がされていますが、まだまだ、田舎の里山の景色が残っています。
草むらにかくれていますが、神宮寺跡があったようです。このあたりから縄文時代の鏃も見つかっています
立派な案内板があると安心です。
林道を進むと弥勒仏坐像が迎えてくれます。岩倉開元寺の寺領となります。
大きな楠木でしょうか?ご神木のような佇まいです。
次々と野仏様が現れます。各所に説明案内がありますので、飽きる事がありません。
三尊磨崖仏ですが、登山道からは見えません。堰堤に身を乗り出すか、川の対岸に渡る必要があるようです。
阿弥陀三尊磨崖仏が傾いて鎮座していました。
短いけれど堰堤渡りの急坂が待ち構えていました。
展望所もマイナールートで木々が遮ります。
岩倉の文言が、磐の文字を連想してしまいます。磐船伝説などがあるところですので、岩の上で神事や仏事が行われたのではないかと、思い起こします。
頂上からの眺望です。皆さんはもっと先から眺めておられます。
白旗池で休憩です。
帰りは国見山に立ち寄りました。
下山道は、土砂の流失で修復中でした。
高速道路の横が国見山登山道の入り口となります。すでにこちらは、枚方市となっています。


2021年9月8日水曜日

星田連山(茄子石の滝)~私市

 雨続きの8月でした。とりあえず、8月28日に大阪府交野市にある星田連山の一角に登ってみました。

JR学研都市線の星田駅がスタートです。たち川の遊歩道を登ります。
星田新池は、私有地を通って行かなければなりませんでした。荒れた公園もあって、何やら不穏な空気がします。
池の東側から山に入ります。途中から登山地図からも見放された道を進みます。
以前と比べて、荒れているそうで、渡渉も多く防水の靴が必要です。
何とか茄子石の滝につきました。以前は修験道であったようなのですが、祠も無く、人があまり来ないようです。
滝の下側まで来れますが、かなり滑りやすいです。
案内図もあるのですが、道の分岐が多く、地図やGPS無しでは、難しい所です。
何度ロストをして、立ち往生してしまいました。
また、この山系が、花崗岩質でザレ場が多く極めて安定しませんでした。
標高は恐ろしく低いのですが、危険な所も多く、緊張の連続でした。
北摂の山並みです。展望の開けたところも少ないので、位置の確認は、鉄塔となりました。
北山師岳も分岐があって、なかなかややこしいです。
丁寧なご案内がありますが、松風の道そのものが分からず、踏み跡のしっかりした方の道を進みました。たぶん遠回りをしたと思います。
やっと星のブランコに到着です。道迷いで、1時間以上遅くなりました。
苦手な吊橋をわき目も振らず渡りきりました。
京阪交野線も複線化して住宅が多くなっていますが、まだまだ長閑であります。
結局今回は、5時間40分の道中となりました。登山者も少なく低山ながら難しい山歩きとなりました。