2022年12月28日水曜日

能勢・妙見山登山 12月25日

 4度目の妙見山です。

高校生の時、ジャコビニ流星群のブームで体育祭を途中でサボりこの山に登ったのが最初です。結局、流星雨どころ散在流星すら見れませんでした。

今回はルートを変えての登山となりました。


梅田・川西池田・山下と3つの駅を乗り換えて、能勢電鉄妙見口駅に到着です。
能勢町は人口9000人ほどで、人口減少が続いているそうです。大阪市内より数度も気温が低く夏は快適そうなのですがね。
このあたりは豊野町となりますが。人口17000人ほどで、ここも減少率が高い自治体です。
菊炭が名産品です。
左手が今回登る上杉尾根コースです。
これより登山道となりますが、稜線に出るまでは、急坂となっていますので、いきなり心拍数が上ります。
天保年間の常夜灯がありました。深い溝に落ち葉が堆積してへとへとになって登ってきました。
六甲山や甲山、左手奥には大阪湾まで見渡せます。この道は古来参詣道であったそうで、茶屋も存在していたそうです。
赤松など植林地帯だけでなく、自然な群落もある豊かな山です。
左手が頂上の駐車場です。前半のしんどさがうそのような快適な尾根道でした。
ようやく到着です。日陰には雪が残っていました。
神仏習合時代のなごりで鳥居があります。能勢の妙見さんとして親しまれていますが、落語の一節にも出てくるそうです。
大阪と兵庫県の境は、山門にもあります。
信徒会館「星嶺」です。高松神による設計で、ひときわ目立ちます。
星嶺テラスからの景色です。日が陰るといきなり寒くなるのは、600mを越える標高だから仕方がありません。
県境の山門です。十字の紋は、能勢家の家紋だそうです。
雪が残り大変滑りやすくなっていました。
大阪のチベットだのシベリアだのと揶揄されるところですので、ぶなの森もあります。
こちらは休止中のリフト展望台です。自家用車以外の方は、ケーブルとこれを使って参拝されます。高所恐怖症の方や高齢者には過酷な乗り物です。
下山は大堂越えルートとなります。途中、野生の鹿に遭遇しました。あたりの植林地帯では、苗木カバーが壊れていましたので、相当数が生存しているものと思います。
険しい斜面にある植林地帯です。
炭焼き窯だそうです。.....古墳かと思いました。
くぬぎも群落を作っています。途絶えかけた炭焼きが茶道で蘇ったそうです。
右手にはケーブルカーの架線が山稜の欠けたところにある駅にまで伸びています。
ケーブルも3月までお休みです。お正月は運行されるかも?
高代寺山の山容も美しいので、次の機会には登りたいと思います。


2022年12月17日土曜日

12月16日 石切神社

 コロナ感染以降、身の回りで体調不良や様々な病の方が増えた気がします。

友人のなかで、癌・糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞などなど様々な病気で、治療と闘病といった不要の努力が要求されています。

私も、数年前に患った眼底出血で、降圧剤と検査のルーチンから逃れないでいます。

幸い視力は失う事はありませんでしたが、健康保険の使用料を見るとぞっとします。


久しぶりに石切神社に行ってきました。あいかわず御百度参りの方が20名以上おられました。

医学の発達で随分の人達が命を救われていますが、まだまだ完全とはいえません。

信ずれば霊験あらたかに病が治るといったことは疑問を感じますが、良い医者や良い薬や支えてくれる人達との出会いは、神のみが知る所でしょうかね。

とりあえず病気平癒のお守りを授かりました。

2022年12月13日火曜日

大福山登山 12月10日

 一連の山登りは、この山からスタートしました。なれない山道で、足がふらふらになり、下山後は筋肉痛で大変な思いをした山でもあります。

大阪の泉南郡の南海本線「淡輪駅」がスタートとなります。

ヨットハーバーが有名な淡輪ですが、我々は左手(南側)へ進みます。ところがこの駅は海側にしか改札口がありません。
淡輪ニンザイ古墳が駅に隣接しています。皇室ゆかりの古墳で宮内庁の管轄です。
番川沿いを進み分岐を左手に進んで行きます。
なんとなく山道ぽくなりましたが、林道の様相です。
少しずつ登ってきているようです。
沢池です。大阪最南端のダムでもあり、車でも来れるようですが、軽自動車で何とか来れるような道でした。
登山道入り口を見つけるのは至難の技でした。地図ルートは崩落と倒木で進めませんでした。少し奥まった広場からテープを見つけて何とか進入できました。道はごらんのとおりの石だらけで、バランスが崩れます。
倒木や崩落箇所や、やたら滑る岩場があって悪戦苦闘の結果、何とか稜線に出てきました。
紀ノ川から和歌山の景色です。
ようやく到着です。427mの低山ですが、時間のかかる山です。
多奈川の発電所が見えていました。大阪湾の景色も楽しめます。
霊山でもあり修験の山でもあります。
幾つかの小ピークがあって景色が楽しめます。
今回のメインイベント!大福山で大福を食らう!
陽光のある所は、暖かっかたです。
井関峠にやってきました。今回は右手から下山します。
日当たりが良い谷なのでしょうか。まだまだ紅葉が見れました。
足元は石だらけで神経を使う道ですが、紅葉で癒されます。
倒木や滑りやすい所もあるので、集中して下山します。
山号はおおふく山とも言うそうです。役行者が駆け巡ったやまでもあります。
牛神神社に到着です。これより人間界という感じです。
すっかり夕方となりました。15km約6時間の山行きでした。帰宅までに3万歩を記録しました。
和歌山までやってきました。JR阪和線「むそた駅」、なかなかの難読駅だと思います。今回のルートは、急勾配ではなかったですが、足元の悪さと距離の長さが特徴です。


2022年12月7日水曜日

12月6日 旧南海平野線跡

 介護関係の書類の提出で、平野区役所に行ってきました。大阪では最も人口の多い区です。

思いのほか早く用事が済んだので、南海平野線跡を訪ねてみました。

西の背戸口公園内にもあるのですが、今回は終点付近のプロムナードだけ訪れました。
西成区今池駅から平野駅までの路線ですが、後に天王寺からの直通運転も開始されて、農村地帯の平野区が変貌しました。
戦後、地下鉄の延伸や高速道路の発達や交通量の増加で廃線となりました。
大阪の人でもこの路線を知る人は少ないかもしれません。
介護の関係で、平野区に来るようになり、大手銀行の場所や商店街といった、街のありように疑問がありましたが、ここが平野区の中心地だとすれば納得です。
レンガで当時の軌道を表現されています。信号なども設置されていました。
こんな感じの電車が走っていたようです。
終点だったのでしょうか?何か取り残されたような街になっています。
昭和の香りが芳しい商店街には、今も南海の文字があります。JR平野駅からも1km、地下鉄平野駅からも500mほど離れています。