2023年4月25日火曜日

4月23日(日)葛城山登山 天狗谷コース

 コロナ・台風21号・大阪北部地震等でアクセスと登山道の状態で登る事を回避してきた「大和葛城山」にチャレンジしてきました。

数少ない900m越えの山で、超人気の山の一つです。

朝5時頃に起床というハードな山登りの始まりです。
近鉄南大阪線「富田林駅」午前8時20分発の水越し峠行きのバスに乗りました。この路線は、平日は運休路線で、土日も午前中は2本だけと言う路線です。
案の定、超満員で足を踏ん張って30分以上かかって、葛城登山口に到着です。
多くの方は、金剛山に向われました。
流石にこのあたりまで来ると緑も濃くなり、植物も豊富です。
しばらくは、舗装路を進みますが、川向こうの金剛山系の緑が綺麗です。
登山に入ってほどなく道が不鮮明で、迂回路になっているようです。過去の記憶には無い道の景色です。どうやら川底を進むようです。
水系も変わってしまったのでしょうか?
大規模な崩落箇所です。
最初来た時は、普通に登山道であったと思うのですが、よくこの状態から登山道を修復したものだと思います。
このあたりに滝があったそうなんですが、完全に埋まっています。
弘川寺に向う道も塞がっているようです。山頂からのルートは大丈夫なのでしょうか?
花の群落あたりから歩きやすくなってきました。
土砂の流失箇所があります。
縦走路と合流しました。
ロープウェイからの人も増えてきて、いつもの葛城山らしくなってきました。山頂手前で、カタクリの花に出迎えてもらいました。
山頂のモニュメントは人が多いので、こちらから大阪平野を見ました。
こちらは、奈良側です。葛城山の眺望は、近隣の山の中でもトップです。
金剛山の勇姿です。山容も金剛の名にふさわしい姿です。
高原ロッジ方面の景色です。遠く奈良の奥山が見えています。
一目百万本のツツジは蕾状態でした。開花していれば、このお山は、大変なことになっています。
桟敷があって、休憩しやすいです。ほんのり
ここでのお昼ごはんは、贅沢ですね~
午前10時で気温7℃ということで、山桜も残っていました。
とりあえず、いろいろ豊富です。
本日はクジラの滝コースで下山です。
奈良盆地が見えています。
このあたりも土砂流失等で、ルートがわかり難くなっています。
やはり相当崩れているようで、いつの間にか本ルートよりかなり離れた迂回ルートへ誘導されていました
迂回ルートの迂回路を下ります。
ロープウェイの駅が見えてきました。
クジラの滝も近くには行けません。生々しい落石がゴロゴロしています。
足元の標識と埋まった柱が災害の激しさを物語っています。
ようやくたどり着きました。下りで相当足を使いました。.....明日の筋肉痛が怖い
お昼を過ぎましたが、ロープウェイなら山頂を楽しめると思います。
御所駅まで歩く事にしましたが、少しルート変えて歩くと水車のあるところに着きました。
なにやら戦国時代にでてきそうな建物ですが、何の表記もなく不思議な空間です。観光名所なのにPRがいまいちな奈良なのであります。
現代彫刻のようなスケートボード場?工事中でした。
六地蔵石仏です。道の真中にあるのが奈良的ですね。
鴨山口神社です。神話のような地名と神社が葛城山を遥拝するところにあります。
午後2時過ぎに到着です。5時間を越える山行きでしたが、山での行動距離は少なかったのですが、激坂下りが大変でした。


2023年4月20日木曜日

4月18日(火)生駒山・日下コース登山

 いくつかある生駒山の主たる登山コースで、北側にある日下コースで登りました。

石切駅の北側からのコースで、ややマイナーなコースです。

少し西側にある日下新池は、心霊スポットだそうで、その昔は温泉旅館などがあるところだったそうです。後に結核病棟となったそうです。

こちらに入所していた青年の日記から太宰治が小説化したのが「パンドラのハコ」ということです。今も残るクサカ健康道場跡は、知る人ぞ知るところだそうです。

クサカは日下と表記されていますが,麓では孔舎衙と表記されています。旧孔舎衙駅もこの表記です。

近鉄マルーンに金色のモールで豪華ですが、普通電車です。本日は近鉄奈良線の石切駅がスタートです。
初めて北の出入り口を利用しました。大きな駅なのですが、ローカルな感じです。
新生駒トンネルから出てきた列車です。
どんどん北に進みます。西側は大阪平野が一望できる住宅街です。
旧生駒トンネルにあった旧孔舎衙駅跡です。プラットホームや線路の名残が認識できます。
白龍大神が祀られていますが、私有地で入ることができません。左手には立ち入り禁止の旧の生駒トンネルがあります。
霊岩寺です。単立の宗教法人でこの辺り一帯に多い韓国系?のお寺のようです。
いよいよ山道に進入します。
登山者は少ないのですが、標識は多くあって、道迷いはしなくて済みそうです。
大阪城築城にも関わったかもしれない石切り場です。なかなかの迫力です。野崎まで運び、河川を使って運搬したのでしょうか?
この草の後にも大きな岩が見えます。
階段などを使い急斜面をやり過ごした後にコブシの谷が現れました。
桜の時期と重なると絶景になるところだそうです。
ようやく生駒縦走路と合流しました。
山頂へ向っています。眺望は開かれた所もあるのですが、何しろ黄砂?で西側はかすんで見えません。
スカイラインを少し歩いて駐車場に進みます。猪注意の標識がシュールです。
遊園地と駐車場を結ぶ乗り物です。以前はてんとう虫だったような気がします。(モノレール?)
遊園地の遊具の間にある龍光寺の入り口です。修行のお寺のようですが、遊園地に近いので、不思議な感じです。
平日の子供向け遊園地です。お客さんよりスタッフの数の方が多い感じです。
こちらの遊具はスタッフがMCで盛り上げていましたが、乗客は年配のご夫婦?1組でありました。     
生駒山頂から名物?のぬかるみ道を下って、パノラマ展望台で昼食としました。
いつもは、絶景が楽しめる所ですが、ボケボケの遠景でした。矢田丘陵はしっかりと見えていました。
暗峠は工事中でしたので、少し離れたところから振り返りました。
どんどん下って枚岡山展望台に来ました。枚岡神社の本宮が後ろに控えているからでしょうか、厳かな岩が鎮座します。
何時もの山道ですが、新緑が眩しい季節です。
暗渓の滝も新緑の中で新鮮に見えます。
暗峠(国道308号)を渡って枚岡神社に向かいます。
しめ縄の結び方がすごいです。
生駒山がハイカーに人気なのがわかる一日でした。