2023年10月24日火曜日

10月21日(土)竜王山登山

 奈良県天理市にある竜王山に登りました。

久々の竜王山でしたが、麓と山頂の気温差が15℃もあって、低山でもなかなか寒い状況でした。

大阪から大和路線で奈良駅へ行き、桜井線に乗り換えて南下して柳本駅で下車です。
奈良線・桜井線共に列車本数が少ないのと、微妙な位置に駅があるので、遠回りしなければなりません。
列車は2両編成で、ほとんどが無人駅です。
休日と言う事もあって、それなり乗客はおられましたね。駅中カフェもあって無人駅とは思えません。
長岳寺へ向う道です。午前10時ですが人通りは少ないです。
黒塚古墳です。かなり古い古墳だそうで鏡や刀剣等も発掘されています。東側には展示館もあります。
竜王山が見えてきました。
この辺り一帯は大型古墳がたくさんあり、モッコリしている所は全て古墳といっても良いぐらいです。また考古学を揺るがすような物が出土してニュースにもなるところです。
こちらは、崇神天皇陵にくっ付くようにしてある、アンドヤマ古墳です。
長岳寺の大門です。なかなか大きなお寺ですが、山と一帯となっているところもあるので、全容は見れません。
長岳寺の北の道を東へ進みます。
奈良は柿の産地でもあります。
竜王山は巨大山城の山でもありますが、古墳の山でもあります。
また雨乞いの山でもあったことから多くの石仏などがあるようです。
それにしてもフニャフニャの鉄橋でした。
谷の上から滑り落ちてきた巨木が道をふさいでいます。この山の地質も風化した花崗岩のようで、浸食が激しいです。
グーグルさんの見立てでは、ウバユリだそうです。
不動明王ですが、何故かアニメに出てきそうな感じです。
林道出会いです。洞窟のような山道を登ってきました。山頂付近の植林地帯は枝が密生して光が入りません。ライトが欲しいぐらいでした。
天理ダムへと通じている林道です。
田竜王社です。後に大きな神木あって、小さいながらも迫力があります。
また奈良盆地には大きな河川が少ないため、水の確保に苦心していた名残かな?と思います。
金剛葛城の山容がすばらしいながめです。この日は風が強くて、冬のような寒さでした。
いつもは登山者さんが多いのですが、特等席でお昼となりました。
金剛山と大和三山のコラボです。遠く和歌山の山も見えています。
二上山の南斜面が随分と急に見えています。
右手に生駒・矢田丘陵が見えて信貴山と明神山の間から明石大橋の橋脚まで確認できました。
長岳寺さんの奥の院です。かなり寂しい所ですが、奥に石仏があります。
穏やかな表情の不動明王様です。横を小さな川が流れていました。
帰りは古墳ロードです。この山全体では600基以上あるとされていますが、全容は分からないそうです。
登山道に面しているものしか確認できませんが、なかなか神秘的です。
天井の石が内部に落ちているものもありました。
これも古墳のようです。これでは全容を掴むのは難しい気がします。
再び柳本駅に帰ってきました。駅の待合室ではお年寄りのカラオケ会が催されていました。
なんだか、のどかな時間でした。大阪から直線で25~30kmしか離れていないのですがね。


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