太龍寺の奥にある再度山山頂を目指します。
再度公園は、よく行きますが、その山頂は、意外とスルーされます。摩耶山と似たような感じがします。
久しぶりの三宮です。大阪から30分もかかりません。上の貯水池からの導水管を通すための橋で、明治30年ごろに造られました。布引の滝は、4つの滝から構成されているとのことです。
鼓ヶ滝と夫婦滝が確認できませんでした。
長い坂を上ると現れてくるのが、雄滝です。43mの落差を誇ります。五本松の隠れ滝です。水量の多いときだけ見ることができます。布引五本松堰堤です。日本最古のモルタル積アーチ型重力ダムです。
水道専用ということで、明治33年に完成しました。
布引断層です。破砕帯は土砂となっています。六甲山系には無数の断層が露呈しているそうです。遊歩道を遠足で来た小学生が、歩いていました。校長先生も同伴でしたが、しんどそうでした。蛇ヶ谷との分岐で、近道となりますが、大龍寺へ向かいます。
大龍寺の山門です。独特の色合いです。
大龍寺の仁王門です。なかなかの迫力です。西国霊場33ヶ所の六番札所でもあります。弘法大師が訪れる40年前には開山されていたようです。山深いですが、自動車道や駐車場もあるので、アクセスは悪くありません。
こちらは、不動明王堂です。
東側奥から再度山の山頂を目指します。
いたるところに社やお堂があります。こちらは奥の院のようです。
ほぼ岩登りのような山道を上がると、天狗岩に到着します。
中々の木が巨石で、面白いところです。
山頂付近の展望所です。短いですが急坂ですので、慎重に登らないといけません。有名な山ですが、山頂は、遠足候補になりません。(かなり厳しい道です)修法ヶ池から高尾山を眺めます。
北には外人墓地があり、ここが神戸であることが実感できます。右手の山が再度山のようです。帰りは二本松方面から北野神社へ向かいます。
昭和13年に、行政から湊川神社に無償貸与された土地を記念しての碑だそうです。
再び山道に入るのですが、落ち葉と砂で滑りやすい状態でした。
背山散策路に出るつもりが、道不鮮明で、北野神社の西に出るコースを進みました。頑丈な堰堤が山の安定度を示しているように思えました。
テレビドラマが1977年ということで、そのブームから47年も経過していると思うと、愕然とする思いです。