2025年1月28日火曜日

1月24日(金)再度山登山

 太龍寺の奥にある再度山山頂を目指します。

再度公園は、よく行きますが、その山頂は、意外とスルーされます。摩耶山と似たような感じがします。

久しぶりの三宮です。大阪から30分もかかりません。
大阪駅では、スーツケースの外国人をよく見かけますが、こちらは、少ないようです。
少し歩けば、山が近づきます。新神戸駅の裏側から登ります。
上の貯水池からの導水管を通すための橋で、明治30年ごろに造られました。
冬場で川がよく見えていました。
布引の滝の雌滝です。水量が多いので、2段に見えます。
布引の滝は、4つの滝から構成されているとのことです。
鼓ヶ滝と夫婦滝が確認できませんでした。
長い坂を上ると現れてくるのが、雄滝です。43mの落差を誇ります。
那智の滝と並び、日本3大神滝とされています。もちろん「日本の滝百選」にも選ばれています。
滝から急坂を登ると、見晴らし展望台に着きます。この日は、靄があって遠景は見えませんでした。
五本松の隠れ滝です。水量の多いときだけ見ることができます。
布引五本松堰堤です。日本最古のモルタル積アーチ型重力ダムです。
水道専用ということで、明治33年に完成しました。
布引断層です。破砕帯は土砂となっています。六甲山系には無数の断層が露呈しているそうです。
遊歩道を遠足で来た小学生が、歩いていました。校長先生も同伴でしたが、しんどそうでした。
蛇ヶ谷との分岐で、近道となりますが、大龍寺へ向かいます。

大龍寺の山門です。独特の色合いです。
大龍寺の仁王門です。なかなかの迫力です。西国霊場33ヶ所の六番札所でもあります。
弘法大師が訪れる40年前には開山されていたようです。
山門から階段地獄で登ってくると大師堂が迎えてくれます。
不動明王の前には護摩供養の場所があります。
山深いですが、自動車道や駐車場もあるので、アクセスは悪くありません。
こちらは、不動明王堂です。
東側奥から再度山の山頂を目指します。
いたるところに社やお堂があります。こちらは奥の院のようです。
ほぼ岩登りのような山道を上がると、天狗岩に到着します。
中々の木が巨石で、面白いところです。
山頂付近の展望所です。短いですが急坂ですので、慎重に登らないといけません。
有名な山ですが、山頂は、遠足候補になりません。(かなり厳しい道です)
修法ヶ池から高尾山を眺めます。
北には外人墓地があり、ここが神戸であることが実感できます。右手の山が再度山のようです。
帰りは二本松方面から北野神社へ向かいます。
昭和13年に、行政から湊川神社に無償貸与された土地を記念しての碑だそうです。

再び山道に入るのですが、落ち葉と砂で滑りやすい状態でした。
背山散策路に出るつもりが、道不鮮明で、北野神社の西に出るコースを進みました。
頑丈な堰堤が山の安定度を示しているように思えました。

北野神社はアジア系の観光客で賑わっていました。
拝殿は舞台のようになっています。
境内からは、異人館が見れます。
テレビドラマが1977年ということで、そのブームから47年も経過していると思うと、愕然とする思いです。










2025年1月21日火曜日

1月17日 二上山 麻呂子山~原岳尾根コース

 寒いのも、ひと段落ですが、高い山は凍結しているので、いつもの低山登山です。

二上山のバリエーションルートは、整備されている所が多く、メインの登山道と比べても遜色ありません。

近鉄南大阪線の当麻寺駅がスタートです。
無人駅で。降車したのは我々2人だけです。電車もワンマン運転となっています。
奥院は650年前の創建ですが、當麻寺は、1400年まえの建立となっています。
東大門の様子が少し変ですね。
吽形像さんは修理中でした。大きなわらじが供えてありました。
本堂、曼荼羅堂です。
中将姫が織り上げた曼荼羅が国宝となっています。
東西の両塔が現存している日本唯一のお寺です。
午前9時半ぐらいでも、参拝者さんはいませんでした。独占状態です。
親水公園の向こう側が取り付きです。
いきなりの壁です。短いですが息が上がります。
二上山のバリエーションルートの多くが、入口が分かりにくいところが多いです。
姫風の坂と名付けられた休憩ポイントです。
お正月の飾りがありました。
アップダウンの多いルートで、距離の割にはしんどいルートです。
親水公園が見えています。
原岳に着きました。雄岳の雄姿を見ることができます。
万歳山城跡でもあるようですが、廓や遺構は荒れたところにあるようです。
なんとかダイヤモンドトレールに合流しました。岩谷峠から少し登って万葉広場を目指します。
下山は、祐泉寺コースです。最近まで通行不可でしたので、石が多く荒れているので、気を使います。広くなった谷は、銀杏の葉っぱの集積場で、秋には黄色の絨毯になります。
祐泉寺の山門が見えてきました。
不動明王さんが祀られているそうです。
大池のカモ艦隊です。人が近づくと艦隊行動をします。
二上山ふるさと公園館から雄岳を望みます。光の加減で、凹凸が強調されて、複雑な山容を呈します。






2025年1月14日火曜日

1月10日(金) 高安山~信貴山

 初登山は、信貴山からです。

例年のイベントになります。前年は1月3日問こともあって。信貴山も満員御礼の状態でした。

近鉄大阪線「河内山本駅」からの支線の近鉄信貴線「信貴山口駅」がスタートです。
いつもは、ケーブルの北側から登っていましたが、今回は南側の信貴山道から登ります。大阪平野がきれいに見えるコースです。
市民の森公園にある展望台からの景色です。冬ということもあって、葉っぱがないので、よく見えます。

枚岡方面の景色です。遠くに北摂の山々が見えます。
以前来た時より、整備が進んで、草や倒木などが処理されていました。
案内板の新調やベンチの設置もあって、快適な登山道となっていました。
弁財天との分岐です。恩地越えの道と合流もあって、歴史のある道のようです。
ケーブル駅近くの展望台は、雪景色でした。
北部と南部で降雪のようです。六甲山や大阪湾が見えていました。
西信貴ケーブル駅に到着です。
本来はここからバスで信貴山朝護孫子寺まで行きます。その昔は、鉄道路線で、バス停付近は、プラットホームがあったそうです。

気温は氷点下2度を指していました。  
日当たりの悪いところは、雪が残っていました。 
初雪だるまです。

スカイラインを渡ると、信貴山城の廓跡が現れてきます。ここも何らかの整備がされたのでしょうか?時代劇風な感じになっていました。
掘割や水源地などの跡でしょうか?
以前来た時より手が入っています。
奈良方面へ抜ける道もあります。
矢田丘陵の南端が見えていました。
空鉢護法堂です。ここの白蛇さんを触ると、金運がよくなるそうです。真冬はさすがに冬眠されているでしょう。....蛇は苦手
お堂の奥にはお供えが沢山あり、信仰の深さを感じます。
金剛・葛城の山並みも雪のようです。
多宝塔が見えてきました。
本堂の桟敷からの景色です。山中の照明がまぶしく光っていました。
トラの胎内くぐりをして、下って行きます。
千手院にお参りです。護摩供養の場所でもあります。
廃線ケーブルの道です。雪が激しくなってきたので、休憩です。
近鉄生駒線の信貴山下駅です。昔は、ここでケーブルカーに乗り換えていたようです。
バス路線もあるのですがお昼の時間帯は2時間も空きがあります。基本1時間に1本しかありません。
能勢の妙見山・京都の愛宕山なども公共交通機関を使って、参拝することができないところとなっています。なんだか焦りますね。