2017年8月23日水曜日

泉南 飯盛山下山

低山ながら歩き応えのあるのが泉南飯盛山です。苦しい所があるわけではないのですが、アップダウンがジワジワと効いてきます。
 下山道は海に向って進むのですが、羊歯や下草が生い茂り、ほとんど藪漕ぎ状態となりました。おまけに蜘蛛の巣地獄でありました。
 地質も岩場や真砂土のような感じで、滑りやすく緊張します。.....上下から攻め込まれている感じでした。
 へぇ~松茸が取れる山なのですね。農産物や希少生物の盗難は、情けないです。
 先導の山友は、数メートルごとに蜘蛛のトラップに引っかかり、なかなか進み難い状態になってきました。.....蜘蛛さんには何の罪もないのですが、巣を掃うことになりました。
 気持も荒んできた時に、こんな花に出会うと和みます。
 やっと第二阪和道が見えてきました。ここからの急階段は、草が生い茂り、直射日光にさらされますので、なかなかの難物でありました。
 道路をエスケープするための階段がてんこ盛りと言う感じの道でした。出てきた所は住宅街の駐車場の横です。小さな古い看板だけが頼りという登山口です。
 後で調べると去年の3月まで、工事で閉鎖されていたそうで、昔を知る人には、興ざめとなってしまったようです。
なんとか3時前にみさき公園駅に到着しました。2.5ℓの水分はほとんど消費してしまいました。......まだまだ暑さとの戦いは続きそうです。
 

2017年8月22日火曜日

泉南 飯盛山

登山道入り口から急坂が続きます。尾根道に出るまでの辛抱です。
登山道は整備されていて、自然林となっていますので、昆虫や鳥が多く見られます。
 見晴らしのよいところは、太陽光が厳しく、なかなか大変です。
 登りの行程の3分の1ぐらいでしょうか?高野山に到着です。以前はここから、夕日が綺麗に見えていたそうですが、大きく育った木々で眺望はありませんでした。
 これより、山頂までアップダウンを繰り返して進みます。途中にあった反射板です。無粋な人工物ですが、このような施設のメンテナンスのために、電力会社や通信会社によって、登山道が整備されている所が多いです。
 山頂に近づいてきました。この付近にも祠があるはずなのですが......?


 送電鉄塔を越えるとウッドデッキのある山頂広場です。大人2人と子供さん1人の登山者と会うことができました。
 日陰のない広場で昼食となりましたが、海からの涼しい風が救いでした。
 低山ながら足を使う山ですが、海と山の眺望で元気が出てきます。すでに1ℓ以上の水分を消費してしまいました。
 多奈川の発電所と深日港でしょうか?海の向こうは淡路島となります。
 陸地の切れ目が明石海峡となります。かろうじて明石海峡大橋の橋脚が見えていました。
波も風も少ない大阪湾ですが、ヨットやモーターボートの航跡も見えていました。

2017年8月21日月曜日

泉南 飯盛山登山

今回は、大阪府の南の端、岬町にある飯盛山に登りました。
関東地方の豪雨低温とは違って、相変わらず安定の大阪の夏であります。......といっても例年より涼しいかも?
 こんな時に、低山登山は厳しいものがありますが、とりあえず2.5リットルの水分を持って出発しました。
 午前8時15分に南海電鉄新今宮駅に待ち合わせとなりましたが、外国人観光客でなかなかの混雑でありました。
 特急サザンで岬公園まで行き、和歌山行きの普通電車に乗り換えて、孝子駅で下車しました。.......サザンは一部指定の特急ですが、自由席車両は古くてロマンシートでもない普通の通勤電車風でした。関西私鉄の中でも珍しいですね~
 
 約1時間ほどで孝子駅(無人駅)に着きました。降りたのは、我々2人のみでありました。.....普通電車の車両の方が新しい。
 第二阪和国道の高架をくぐり高仙寺(孝子観音)に向いました。日差しが強く、今日も暑さとの戦いになりそうです。
 山門へ続く階段は不規則でかなり年季も入っているので注意して登りました。
 人里はなれた山寺ですが、なかなか立派な山門で、感動しました。
 このお寺には、HPなどもなく、説明文もほとんどありませんでした。
 仁王像も迫力があります。
 仁王さんの裏には、トカゲのような鰐のような像がありました。
 山門から本堂までも階段地獄が続きます。これより山頂まで、出会った人は犬と散歩されていた男性のみでした。
 汗だくで本堂へやってきました。役の行者が開祖で、修験場であったそうです。
 役の行者のお母様のお墓があるということでさがしましたが、ガイドブックによらないとわからないかもしれません。とりあえずの表記があるのですが。たぶんこの祠と思われます。
 登山道は本堂右手の祠の横からの急坂になります。

2017年8月2日水曜日

再び池田駅へ

この季節の低山めぐりは、修行と言う感じです。
熱中症に注意して水分補給をしても、35℃を越えると屋外は危険かもしれません。
日陰を捜しながら、恐い物に追われるように下山しました。
 五月台の駐車場から秀望台を経て大文字コースからの下山です。
 ウォンバットのイラストのある展望台に到着です。隣接する動物園(無料)の人気者だそうで、オーストラリア以外での繁殖成功は珍しいとのことです。
 大きくて怖い動物はいないそうで、かなりフレンドリーな動物園として紹介されています。
 こちらの展望は、猪名川が良く見えていました。
 少し下がった所が、本来の秀望台のようです。車道に面しているため、新たに上部に作られたのかもしれません。
 たぶんここが大一文字の場所とおもわれます。この山には二つの大文字が存在することになります。
 毎年8月24日に、家内安全・火難厄除けを願って灯されます。

この道は、山の上部にある愛宕神社の参道でもあるようです。
最近では珍しくなった滑り台です。ドライブウェイの料金所付近が五月台公園となっています。下山は早くて25分ほどで市街地に着きました。.......あと1~2時間ほどで最高気温になりそうです。

2017年8月1日火曜日

五月山公園

池田市の五月山公園は昔から有名ではありましたが、訪れる機会がありませんでした。隣に箕面を控えている事も一因かもしれません。
 駅から寄り道をしながら30分ほどで登山道の入り口に到着しました。大きな道路からの標識等が見当たりませんでしたので、注意が必要です。
 心を試すような階段が待ち受けていました。段差は浅い階段ですが、登り区間は、ほぼ階段でした。
 五月平高原コースにある大文字焼きの施設のようです。海抜230mほどですが、なかなかの眺めです。
 ここが正式な五月平展望台です。あいにくのお天気で遠景は朦朧としていましたが、大阪平野が見渡せます。
 この山周辺は、多くの霊園とゴルフ場が隣接していますので、このような風景に出会います。
 霊園の中を歩くようにして着いたのが、日の丸展望台です。標高は約315mとなります。
 グルグルと登った先がこの展望となります。
自然とふれあいコースと言うルートでさつき台まで進みました。エノキの巨木などがあって、山道感があるコースです。ただし、すぐそばを五月山ドライブウェイが走っていますので、車の音が絶えず聞こえてきました。
 遊具としての吊橋です。登山道はすぐ横にあります。
 今日も山道は湿気っていましたので、キノコがポコポコと生えていました。
ドライブウェイを渡ると五月台に到着です。東屋とベンチがあったのですが、コンクリート製の屋根で、中はかなり温度が高い状態でした。結局、大きな木下に陣を張って昼食となりました。