シンプルなペンダントです。
お孫さんへのプレゼントだそうです。
金枠のペンダントからプラチナへの変更とデザインの再考をしました。
若い世代ではジュエリーは、なかなか敷居が高いものです。そこで、自ずとシンプルなデザインとなります。
石枠は既成のものがあって、どれも差別化ができ難いので、石枠からの制作となりました。
大きさが微妙でしたので、丸棒(6mm~5mm)からの削り出しとしました。線引き機があれば一気に作れるのですが、腕力と背筋力だけではどうにもならず、近似的な丸棒として、中央に0.7mmの穴を 開けて、ネジ止めをして、リューターで成形しました。
チェーンを通す方法は悩みどころですが、今回はバチカン方式をとりました。
一般的なバチカンではなく石枠と一体感が出るように真ん円の環です。
最近は、年配の人の所有されているジュエリーから若い人へのリフォームが多いようです。
シンプルで差別化できるデザインは、制作以上に、いろいろと悩ましいですね。
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