2024年8月15日木曜日

8月14日(水)納涼・桃尾の滝

 以前は、西名阪国道の五ヶ谷IC近くの米谷地区から大国見山に登り、「桃尾の滝」に行きました。

今回は、あまりにも暑いので、車で桃尾の滝に行きました。

国道25号線からの進入路は、標識も小さいので要注意です。狭い道を進みますので、緊張しました。
車から降りた印象は、「涼しい」でした。38℃が普通の日常ですが、ここだけは、30℃を切っているようです
降水も少なめですが、しっかりと流れていました。
修験道の滝ですが、お寺は、明治以降に廃寺となったようです。
滝の向こうのお不動さんが、守っておられるようです。

我々が着いてから、続々と車が入ってきました。
正しく異空間です。

地元では、石上神宮の元宮と言われていますが、案内板もなく、標識もありません。
地図で調べてきました。
石上神宮の真東に位置し、竜王社や八つ石との関わりもあって、隠された龍神伝説の場所かもしれません。



8月8日(木)広重 摺の極み展 アベノハルカス美術館

 お山も暑くて小休止です。ということで、浮世絵の歌川広重の展覧会に行きました。

学生時代は、安藤広重と覚えましたが、どうやら安藤は本名のようです。

午前中に入場しましたが、たくさんの人で、観覧もままならない状態でした。

あまりに暑いので、高齢者が多い展覧会では起こる現象でしょうね。

広重ブルーを堪能しました。
江戸時代に芸術品として作られたのではなく、一般に向けての提示が浮世絵なのですが、そのレベルの高さが今も人を魅了します。




幾つかの作品は、写真撮影が可能でした。色温度が合わなくて、随分沈んだ感じになりました。
16階の屋上庭園から大阪市中心部を望みます。(86m)
最上階ははるか上です。


2024年8月6日火曜日

7月26日(金)耐暑訓練の生駒山

 ひたすら暑いのです。38℃が当たり前の夏が続いています。

冬山の危険性と並んで、真夏の低山は危険です。ということで、とりあえず生駒山に向いました。

近鉄奈良線の枚岡駅です。登山電車のような勾配を上ります。
急カーブでもあり、かなりの傾斜もあり、乗降には注意が必要です。
それにしても人が少ないです。(あたりまえ)
枚岡神社も少ないです。すでに汗が噴出しています。
独特な「しめ縄」と剣の柱が、神聖な感じです。
pm2.5が少なめなようで、比較的クリアーな眺望です。
神津嶽コースに行くつもりが、豊浦橋の補修で断念しました。(暗峠)
眼を凝らせば、明石海峡大橋が見えていました。
しかたなく来てしまった、額田山展望台です。ここも誰もいませんでした。
急坂を避けて、森のレストハウスコースに向うため、308号線を越えて進みます。
暗峠の再生棚田が美しいです。
308号線を越えます。手前側が308号線で、滑り止めのある道路は、下で閉鎖されているのですが、地図上では、近道です。
額田園地の出口です。
なるかわ園地へ進みます。ここをクロネコヤマトさんが、通っていました。
なるかわ園地休憩所に到着です。
森のレストハウスに向いました。流石にここは人がいます。
レストハウスのデッキから、金剛山や奈良の山も見ることができます。ここまで、ほぼ急坂はありませんでしたが、体の水分は、どんどん抜けます。
下りは、数年ぶりの神津嶽コースで下りて行きます。枚岡神社の元宮で、主たるお祭りの起点です。
枚岡山の展望台に着きました。何時来ても感動します。直射日光が痛いです。
絶景です。六甲山を始め、大阪平野一帯が見渡せます。夏の登山は、熱中症をいかに回避するかが、課題です。とりあえず無事に下山できてホッとしました。



2024年7月23日火曜日

7月5日(金)夏の二上山

 いよいよ35℃越えの日々がやってきたという感じです。

年齢を重ねると、対応力がなくなってきているので、慎重な登山に徹しました。

近鉄南大阪線「二上神社口駅」で下車です。
すでに暑いのです。平日とは言え、登山客がいません。(あたりまえか)
難行・苦行のはじまりです。
車の進入止めでしょうか?高齢者の仲間入りしている身としては、お世話にならないようにしたいものです。
今回は鳶塚から馬の背方面に向うため、シルバー人材センター前の池の淵から登ります。
前回、神社横の道が崩落等があって、通行困難であったために別ルートを選びました。
二上山は、主たるルート以外は、登り口が判然としません。
このルートも、この囲いの終わりの隙間から登ります。
進入できれば、後は大変良い道で、歩きやすいです。
手から汗が滴り落ちながら、登ってきました。短いけれど、急斜面の鳶塚です。
展望の良いところは、とび坂と呼ばれているようです。
何時もなら、ここでしばし休憩となりますが、岩稜地帯ですので、熱風が襲ってきますので、早々に退散です。
尾根を進むと、頂上の鳶塚となります。後には雄岳がそびえています。
ここからの下りも激しいのですが、これからは微妙なアップダウンが体力を奪います。
夏場以外なら、ハイキング感覚なのですがねぇ。

馬の背付近には、アジサイが咲いていてくれました。
大阪平野を見下ろす万葉広場で休憩です。何時もなら、ベンチ難民になるのですが、さすがに人は少ないです。
帰りは、岩屋峠から祐泉寺コースです。
かなり水量が多いのですが、山の保水力のすごさを感じました。
下流に行けば、さらに水量が増えて、自然の摂理を確認しました。
緑色のフィルター越しのような画面となりました。祐泉寺コースの通行止めも解除のようです。
35℃にもなる日にも、釣堀は賑わっていました。じっとしているのもシンドイ気がするのですが、大きなお世話でしょうね。
笠堂まで戻ってきました。とりあえず無事に戻ってこれて、ホッとしました。
若い頃には無い感情です。そろそろ、酷暑中止も考えないといけません。

2024年7月18日木曜日

7月5日(金)岸和田市神於山

 岸和田市の山側にある神於山に登りました。

車のアクセスは悪くないのですが、公共交通機関だと???となる所です。

JR阪和線の東岸和田駅からバスで白原車庫前か塔原行きに乗り、宮ノ台で途中下車です。

手前の駅から、道の駅「愛菜ランド」行きの方が良かったかもしれません。

標高296.4mの低山です。

登山口の向かいにある神社で、道を下って行きます。なかなか赴きがあるところでした。
本殿です。誰もいませんが、手入れはされています。原生林で覆われていて、国道170号線から、すぐの所とは思えません。
こちらが本来の参道のようです。
いわくありげな巨石もあります。
参道入り口は、重々しい雰囲気です。
雨降りの滝です。落差10メートルの立派な滝です。滝つぼに向う道は通行止めでした。
京都愛宕神社との関係もあるのでしょうが、火の神様でおられるそうですが、むしろ水の神様の雰囲気を感じました。
登り口は草の階段です。
登山道の多くが、林道か作業用の舗装道路でした。いささか期待はずれではありましたが、よく整備されていました。

倒木処理の日と重なったようで、後から通行止めと、なっていました。
基本が花崗岩質の山ですので、風化に伴なう倒木もありえるのかなと思います。
メインの道路は道標がたくさんありますが、脇道は要注意です。
展望台に到着です。
かなり靄があって、ぼんやりしていますが、六甲山から大阪湾まで見えています。


巨大な楠木の道を進んできました。やっと山歩きらしくなってきました。
国見広場に向かう所にあった、立派な休憩施設です。自然観察会などが。積極的に行われています。
かなり気温が上ってきました。この日は、三重県で40℃近くまで上ったそうです。
このあたりの稲作にとっては、貴重な水源だったそうです。
大きな川だと水の誘導が難しいようで、適度な水源地が貴重なのだそうです。
道の駅が近いので、「ついで登山」される方も多いようです。
          
あまりにも暑かったので、本日はここでゴールとしました。
ソフトクリームを食べると、何故か終了してしまいます。