ガイドブックには、正暦寺に向うようにありましたので、そのまま進みましたが、本来のルートではないようです。
ポイントとなる所が設定し難い北ルートですので、忖度してこちらのルートになったのかもしれません。
車道を東にとって行くと薄暗い林道に入ります。
ようやく山道らしくなってきました。気温も高く、山の中がほっとできる空間です。
久しぶりの山坂道を進むと正暦寺に到着です。奈良県の得意技、発祥の地がありました。
近代の清酒製造技術につながる技術が確立された場所です。
一度途絶えたお酒が、復活しているそうです。
ぼだいせん川の水も必要だったのでしょう。
淡島神社も人形供養で有名ですが、このお寺でもされているようです。
歌を詠うことがコミュニケーションツールだったのでしょう。人々の情念が伝わります。
山門まで引き返しましたが、紅葉の季節には、観光バスがやってくるぐらいの人気スポットです。
寺歴が1000年以上あるお寺のディテールは、格が違う気がします。
トイレ横に伏せてあった鉄の大釜です。謎です。
枝垂桜も美しい
本来の山の辺の道に向けて進みます。
泣き笑い地蔵だそうです。
その横にある地蔵群です。凡字が彫られてありました。
奈良の道では、幾つもの地蔵さんと出会いますが、今回は、大型のものが多かったです。
山の裾に家がある風景は、街育ちの人間でも懐かしく思います。
この日は、黄砂がひどくて、全てがぼんやりしていました。
目印の火の見櫓です。これより弘仁寺へ向います。
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