2019年4月9日火曜日

山の辺の道 北ルート 圓照寺

久しぶりのロングウォークで、今も若干の筋肉痛。
北ルートは舗装道路が多くて、日差しが強いと疲れます。
 崇道天皇陵です。宮内庁の文字が見えています。藤原種継暗殺の嫌疑をかけられて、絶食にて自害した早良太子を崇道天皇として祀られたそうです。
 なにげなく重苦しい感じがします。
 向かいの池の歌碑です。
 奈良県も難読の地名や名所が多くて、カナ変換が難しいです。
山と集落の間を進みました。
 振り返ると御陵である事がわかります。
 向山地蔵です。圓照寺に向う途中にあります。周りにも沢山のお地蔵さんがあって、胆試しにも使えそうです。薄暗く物悲しい感じがしました。
 圓照寺の山門です。年三回の特別拝観以外は、一般人の立ち入り禁止となっています。
 山村御所(御殿)とも言われています。
三島由紀夫の「豊饒の海」に出てくる月修寺のモデルだそうです。
また、三笠宮双子説に纏わるスクープの中心地でもあるようです。(偽りのようですが...)書籍も何冊か出版されています。
しかしこのお寺の特異性は、尼寺で、拝観禁止というだけでなく、厳重な防犯対策がなされている事でしょうか。門柱の傍には、赤外線センサーやフェンスが周りをとり固めています。
 太子堂です。綺麗にはされていますが、うら寂しい感じです。
 歌が彫られた石柱が並んでいました。
 岡山稲荷大明神です。凛々しい狐が守っています。実は、このあたりまで、圓照寺のフェンスがあって、出入り口には猛犬注意の看板がありました。ますます不思議なお寺です。
 ようやくミステリーワールドから出てきました。前の道路を東にとって、正暦寺に向います。
 弁財天社のある池です。

 ここにも歌碑がありました。
五つ塚古墳です。最初は向こうの山かなと思っていましたが、手前のもっこ利とした所のようです。
 盛り土と言うよりも掘削で造った古墳だそうです。近くだとわかりませんでした。
 桜の木下では養蜂がおこなわれていました。
蜂の羽音がここまで聞こえていました。

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