2020年12月31日木曜日

リベンジ明神山 12月26日

 9月に登った明神山で、途中で断念したルートのリベンジです。

今回は、近鉄大阪線の河内国分駅をスタートとするルートから登ってみました。

虫や下草で難渋することが少ない季節ですので、新規登山にはちょうど良い時節でありました。

コロナの中、リスクの少ない登山を計画すると、近場のマイナーな山が多くなります。
ここ河内国分駅も初めての降車駅で、駅前の複雑な歩道橋が特徴的でした。
ひたすら山を目指して舗装道路を歩くと果樹園地帯となります。この時点でかなり登っています。
登山道手前から大阪中心部の様子が見えています。
何とか登山道入り口に到着です。小さいですが所々に案内標識があります。
チェックポイントの関谷の地蔵さんに着きました。かなり古い物のようで、お顔などは判別できませんでした。
この山の尾根沿いは、鉄塔が設置されていますので、管理道路が山道となっているようです
このあたりは、古来からの要所で、未確認のお寺や道があるようです。伝承も多く、豊臣秀吉の財宝伝説もあります。
下を流れるのが大和川です。急峻な谷であることがわかります。
ここもチェックポイントです。ここまでくればもう少しです。
この山を断念される方の多くが、蜘蛛の巣と藪だそうで、季節を間違えると大変かもしれません。地質的にも雨上がりなどは滑りやすく危険です。(前回は道がヌルヌルでした。)
山頂広場は、多くの方が来られていました。案内人の方に教えてもらったのが、この三等三角点!なんとコンクリートの蓋の下にありました。
展望台から北西を見ます。
こちらは北東側です。信貴山から生駒山の景色です。遠くうっすらと比叡山も確認できました。
約15kmほど歩きました。ほどよいアプダウンと眺望の良さが楽しい山でした。


2020年12月15日火曜日

寺山 迷走 12月12日

 超マイナーな低山登山です。

大阪と奈良の境にある293mの山です

近鉄大阪線大阪教育大学前駅がスタートです。

大阪教育大学のためにあるような駅です。病院やその他の学校もあるのですが、乗り継ぎを間違えて、2倍の所要時間となり遅刻でありました。
病院横ではなく西側のルートがガイドブックのおすすめです。標識も少なく、テープも乏しいので、ロストは必然です。
しばらくは林道ぽいのですが、奥に行くと笹と倒木で、道が見えません。
何とか滝のところまで来たようです。枯れていたので判然としませんが。
正しく藪コギとルート確認に時間をとられ、疲労します。チェックポイントの池まで来ましたが、山友の視線からは見えにくいそうです。
なんとなく山頂が見えてきました。300m未満の山でこんなに苦労するとは、思いもしませんでした。
ようやく岩場に出てきました。鉢伏山の山容が綺麗です。しかしあの山も登山道は荒れていて、大変だということです。
大阪中心部方面の景色です。高木が少なく、岩場があると景色がよく見えます。
笹薮の中の反射板です。ここもチェックポイントです。
尾根沿いを進むと山頂です。眺望はありません。
心もとない案内板が頼りなのですが........
ヤッパリ、ロストしたようです。似たような道が沢山あって、判断が難しいです。
疲労困憊で降りてきました。ぶどう園のビニールルーフが見えたときには、ホッとしました。
国土地理院の登山道より東側の尾根筋が、歩きやすかったようです。シャツの中に葉っぱや枝が沢山入り込んだり、口の中にも入り込んできて、なかなかのヘビー登山となりました。
飛鳥ワインの工場がすぐそばにあり、良い景色なのですがね...
8kmも歩いてないのですが、はらはらドキドキの登山でした。


交野山登山 11月28日

 投稿をサボっていました。11月28日(土)に登った交野山の記録です。

こうのざんと読むのだそうです。大阪府北東部に位置する341mの低山ですが、大きな磐座があって眺めが良いのが特徴です。

JR学研都市線の河内磐船駅がスタートです。京阪電鉄の私市駅の方が近いのですが、乗り換えなく来れるので便利な駅です。
私市の古い街並みで、ルート間違いをしましたが、それも趣がありました。多くの登山者は逆の方向の星のブランコ方面へ向われたようです。紅葉散策の名所でもあります。
我々は、枯れた月の輪滝方面から登山開始です。
登山口にある水場も冬を感じません。
浮見堂が見えてくると登りが終わります。
今回は、広い舗装道を使って北進しました。冬枯れの棚田が見えてくると登山道に入ります。
登って降りて、また登るという道で、息を切らしながら登ると鳥居が迎えてくれます。
今年一番の透明度で、遠くの景色もクリアーに見えていました。右横には、高所恐怖症の人にはお勧めしない大きな磐座があります。
こちらは奈良側の景色です。すぐそばにゴルフ場があります。
その昔、神事が行われた大岩は、今も神秘的です。
下りも急です。
白旗池が休憩ポイントです。
帰りはダムの斜面の横にある細い道が面白ポイントです。苔生した谷間の道で油断すると転倒します。
少し荒れ気味の道で、木橋があってスリルもありました。
コロナの中で、近所の低山巡りが続きます。


2020年11月20日金曜日

ダイヤモンドペンダント

 シンプルなペンダントです。

お孫さんへのプレゼントだそうです。

金枠のペンダントからプラチナへの変更とデザインの再考をしました。

若い世代ではジュエリーは、なかなか敷居が高いものです。そこで、自ずとシンプルなデザインとなります。

石枠は既成のものがあって、どれも差別化ができ難いので、石枠からの制作となりました。

大きさが微妙でしたので、丸棒(6mm~5mm)からの削り出しとしました。
線引き機があれば一気に作れるのですが、腕力と背筋力だけではどうにもならず、近似的な丸棒として、中央に0.7mmの穴を 開けて、ネジ止めをして、リューターで成形しました。
地金の無駄が多いやり方ですが、正確に寸法が出ます。
石は4点で留めてあります。それぞれの石枠は直接接合せずに、線材を介して接合してあります。これによって空間感が表現できます。
チェーンを通す方法は悩みどころですが、今回はバチカン方式をとりました。
一般的なバチカンではなく石枠と一体感が出るように真ん円の環です。
最近は、年配の人の所有されているジュエリーから若い人へのリフォームが多いようです。
シンプルで差別化できるデザインは、制作以上に、いろいろと悩ましいですね。


2020年11月17日火曜日

二上山から当麻寺 11月14日

 相変らず、ご近所登山が続いています。

行き慣れた山ですが、季節や天候で雰囲気も変る事を期待して登りました。

二上と言う名前がついた駅が3つあります。ここは、近鉄南大阪線の二上山駅です。その他に二上神社口駅と近鉄大阪線の二上駅となります。(紛らわしい)
大阪の古市駅で4両を切り離して、2両編成となってしまいます。
何時もの登山口から登山開始です。北側のルートで、何時も人が少なめなのですが、この日は多かったです。
この間、登った明神山が見えています。
太陽が少しずつ山を照らし始めてきました。
北東側の展望で、大阪の中心部が見えています。
雄岳が見えてきました。今回は、人が多いので、山頂を回避して進みます。
所々の紅葉がきれいです。
見晴らしのよい所で昼食休憩です。泉南方面が見えています。
下山は、馬の背から祐泉寺に抜けるコースです。
古来、この山が大切にされてきた一つの理由が、水源地であるということです。小さな流れが、麓に恵みの水として流れて行きます。
今回は、期待していなかった紅葉ですが、なかなかの裏切りでした。祐泉寺の門とよくマッチしていました。
ちょうど太陽の透過光として紅葉を見ることができました。
鴨が泳ぐ池を過ぎると当麻寺も近いです。
北側の黒門から参拝です。
600年代に創建された当麻寺です。
国宝の本堂は、その規模と遍歴からして、奈良のお寺と言う感じがします。
仁王門を出ると参詣道となって、古い街並みにお店が続いていました。
午後1時半には駅に到着しました。実質3時間余りの山行きでしたが、汗も掻き、それなりの疲労感もある適度な山行きでした。