2023年12月5日火曜日

12月3日(日)学文峰登山

 マイナーな低山ですが、バリエーションがある山道で、短いながら筋トレのようなお山です。

山地図に無い道を行く事になりますが、先人の標識とリボンとヤマップが、頼りです。

関西私鉄の中でも車両更新が???な感じの南海電車高野線の千早口駅です。なんと駅員さんが居られました。我々含めて3名が下車しました。
天見川を渡って、高野街道371号線へ出ます。収穫不可能な柿が、いい色合いでした。
南河内グリーンロードを進むと左手に地蔵寺が見えてきました。基礎が崩れて、支えている棒が痛々しいです。
この山は、ガイドブックがないと、ほぼ登山口に到達できません。
地蔵谷トンネルの北斜面にある要壁?から登ります。小さいリボンで登山口が示されてありますが、何とも心もとない感じです。
静かな山道は比較的わかりやすく、リボンもしっかりあります。
ジルミ峠は四辻になっています。不思議な名前ですが、よくわかりませんでした。
直登の山道は、めずらしいです。登りは何とかこなせますが、下りは恐怖です。
学文峰(学問峰)に到着です。今回の登山では最高峰ではありません。414mです。
以前は眺望は全く無かったそうですが、南側の岩湧山系が見えていました。
東側は、旗尾岳と府庁山、その奥に金剛山がそびえていました。
またもや激下りで、何か摑まらないと滑りそうです。冬場ですが、藪もあってあちら此方をぶつけます。
鉄塔の付近は視界が開けます。すぐ下には、関西電気の金剛開閉所があって、高圧電線が集まっています。
羊歯の群落が目を癒してくれます。
井谷ノ峰に到着です。ここが最高峰です。491mです。
電波の反射板を通過します。
強烈なアップダウンが続きます。真っ直ぐの下りが多くて難渋しました。
再び鉄塔が現れます。管理道路ということもあるのでしょうか、道はしっかりとしています。
叶山にやってきました。ここが最後のピーク?のようです。
神社へ向う道が無かった事や眺望が悪かったりして、ガイドブックからも削除されたりした山ですが、天見駅の近くへ行ける道などが整備されて、復活しています。
稲荷山の標識は確認できませんでしたが、稲荷社がありました。参道もあるのですがかなり荒々しい岩道でした。
本日一番の眺望です。高野街道と天見の集落です。かなりの高度感を感じますので、急峻な地形である事が伺えます。
ヤレヤレ何とか無事に下山できました。この登山道も入り口には、標識らしきものはなく、
民家の横の路地を行くようなところでした。
天見の駅に向っていますが、麓から見ても急峻な感じがします。
トンネルに囲まれた天見駅に到着です。
走行距離・消費化カロリーとも大した事はないのですが、筋トレをした後のような疲労感がありました。平均時速1.6kmという遅い山行きで、その難儀さが分かります。


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