2025年3月3日月曜日

2月28日(金)二上山 雄岳~雌岳

 かなり気温が上がってきたので、二上山に行きました。

近隣の登山愛好家が、初登山に訪れる山です。

近鉄南大阪線の二上山駅からスタートです。
引き込み線がイワクありげにあります。複線化にはなっている路線ですが、ほとんどは、無人駅となっています。
大和バイパスの上を通って、貯水タンクの奥にある登り口に、向かいました。
主たる登山道は左からですが、階段地獄なので、銀峰コース(右手)から登ります。
銀峰コースの途中にある分岐から左手に向きを変えて、尾根道から少し北側の道を進みました。
材木で、土留をしてあります。よく整備された道で、階段も少なく、ゆっくりと登れます。
急峻な谷を斜めに登って行きます。
途中に銀峰や山頂コースに向かう分岐がありましたが、ほとんど地図表記のない道です。
本道に繋がる道は、ここが進入路となります。合流したときは驚きました。
分岐を出て、左手には大津皇子二上山墓が見えていました。
役小角が法華経八巻二十八品を埋納した場所の一つです。現在も現役の行場となっています。
葛城二上神社ですが、社殿がなく榊があるだけです。どうやら1974年に焼失したようです。
山頂は見晴らしがありませんが、途中の道からは、雌岳や葛城の山々が重なって見えていました。
こちらは大阪側の景色です。砕石場の重機の音が、響いていました。
馬の背まで下山して、再び雌岳まで登りました。遠足に来ていた幼稚園児は、半袖で走り回っていました。
奈良側の景色は、墨絵か日本画のような感じでした。
日時計が有名です。曇りで分かり難いです。
原岳コースで下山するために、岩屋峠を経由します。右手の坂を登ります。
ダイヤモンドトレールから分岐する道ですが、安定した標識がありませんので、常に更新されているようです。
雄岳が見えています。ここが原岳山頂になります。
この辺りは、山城があった所だったそうで、ベンチも充実しています。
ここから直接下山します。
ケルンでしょうか?歩きやすい道が続きます。
二上山の雄姿です。たくさんの小さなピークがあって、バリエーションルートがたくさんあって、今回も初めてのルートを進むことになりました。地図に表記が無いので、いささか不安でした。