大雨の中、大阪市立美術館の「日本国宝展」を見てきました。
大雨でしたので、空いていると思ったのですが、入場の列ができるぐらい満員でした。
大阪万博の一連のイベントとして、京都、奈良、大阪で同時期に行われていました。
住友家の邸宅から大阪市に寄贈されて、美術館になりました。建物自体が、国の登録有形文化財で、お庭も含めると、どれだけの財力だったのかと驚かされます。
3年近いリニューアルで、きれいになった美術館です。
ステンドグラスに大理石と当時の欧風建築であるかもしれませんが、個人宅という概念ではありません。日展などの公募展や個人寄贈の美術品もあり、歴史を感じます。今これだけの建築ができる自治体はないかもしれません。
薬師寺東塔の水煙です。唯一の撮影可能な国宝です。その大きさと透かしの美しさは、息をのみます。
明治以降の作家で、国宝指定を受けた作品も見ごたえがありました。
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