2017年4月19日水曜日

万葉展望台から談山神社へ

九十九折の林道の先には万葉展望台があります。
 汗を掻きながら登ってきました。藤本山(万葉展望台)です。奈良盆地から生駒・金剛の山並みから阿倍野ハルカスまで見渡す事ができるそうですが、この日は少し無理でした。
 下は植林地帯で、展望台付近は伐採されてありました。さすがに観光客も多い地域ですので、標識や階段等の整備はよくされてありました。

 ここより談山神社へは、ほぼフラットな感じで歩く事ができます。
 途中に石仏に合いました。
本来の計画では、御破裂山に登る予定でしたが、分岐の道をロストして、談山神社へ直接向かう事になりした。.......山頂は見晴らしも何もないということです。
 その昔、多武峯妙楽寺と談山神社と一体で、神仏混淆としてあったそうで、この碑は妙楽寺の西門跡ということです。
 山桜と桜が満開となっていました。入山拝観料600円を払って探索です。
 桜が見事です。アマチュアカメラマンさんも幾人か出動されていました。


 珍しい13重の塔です。

 「恋神社」だそうです。
 とりあえず桜&桜です。 秋は紅葉でも有名な所です。
 山の神社ですので、階段はたっぷりあります。
 昔の参詣道を下って行くと、マニ塔があります。
比較的新しく建立された山門です。

2017年4月18日火曜日

石舞台古墳

汗がでるくらい気温が上ってきました。
山道と違って、日陰が少ない田舎道をタラタラと進んでゆきました。
 歩いたのはこの道です。 ちょうど良いところにベンチがあったり、売店があります。.....田舎な感じの売店で景色となじんでいました。
 そんな売店の横に、亀石がド~ンと鎮座していました。....蛙のようにも見えるのですが。
目的も何もわからないようですが、川原寺の四方の境界を示す物と言うせつがあるそうですが、當麻との水利権争いで死んだ亀の供養と言う昔話など、まぁ~この類の話は、山のようにありそうです。
 結界のような門柱の中に入って行きます。
 橘寺が見えてきました。時間の都合で、お参りは出来ませんでした。
 川を渡ると公園に入った所が石舞台古墳となります。......思っていたより大きく感じました。
 2300tの花崗岩でつくられています。蘇我馬子の墳墓と言う説もあるようですが、詳しくはわからないようです。
 石室内に入る事ができます。
 なかなかの迫力です。
入り口側は、こんな感じ。
 桜が咲いていて、芝生とのコントラストが見事です。
 公園を後にして、まずは万葉展望台を目指して登って行きます。
棚田もあって、日本の風景です。

2017年4月17日月曜日

飛鳥散策から談山神社へ

 今回は談山神社の北にある御破裂山に登る計画でしたが、道をロストして、談山神社までとなりました。
 歴史と遺跡でいっぱいの飛鳥を散策しながら山へ向いました。
 近鉄吉野行きの急行で飛鳥駅到着です。約1時間20分ほどかかりました。吉野の桜も3分咲きということで、満員電車となっていました。
 橿原神宮からは単線となり増すが、この駅周辺は大変整備されていました。
 駅を出てすぐの道は、交通量も多くて観光シーズンを感じました。

 少し歩けば、このような石碑やお地蔵さんなどが、次から次に現れる感じです。
 目指す山は正面に見えているようです。 色彩豊かな季節となりました。
 猿石の見学です。欽明天皇墓(梅山古墳)の西隣にある吉備姫皇女王墓ですが、この中に猿石といわれる4体の石造があります。
 右手に法師と男
 左手に山権化と女と言う事で、そのうち三体は、後に顔があると言う事です。
猿石といわれていますが、渡来人ではないかとも言われています。
 宮内省管轄で立ち入りは出来ません。
 ここから南にある高取城の近くに、第五の猿石があるのですが、何とも不思議な感じです。......こちらは近くまで行けます。
 梅山古墳の一部分です。全長140mの前方後円墳で、欽明天皇陵といわれていますが、「蘇我 稲目」と言う説もあります。
 宮内庁管轄ということもあって、発掘調査もされていませんので、わからないそうです。
 周囲の堀は後の時代に作られたものだそうです。
 のんびりとした田舎道を行くと、何やら黒い石が見えてきました。
鬼の雪隠と呼ばれる遺跡です。
 どうやら古墳の石室の一部分のようですが、ここも宮内庁の管轄となっています。.......雪隠までお守りしなくてはいけないようです。
 高台から見ると、こんな感じです。
鬼の雪隠より少し東にあるのが、鬼のまな板と呼ばれる遺跡です。これも石室の一部分で、2つの遺跡は一つの石室だったそうです。
 霧の峰と呼ばれるこの地方に鬼が棲んでおり、通行人を霧で騙してとらえ食べたと云われている。「俎」で調理し、「雪隠」で用を足したという話です。

2017年4月14日金曜日

造幣局通り抜け

 1883年(明治16年)から続いている造幣局のお花見会をまさしく通り抜けしてきました。
134種350本の桜が造幣局の通路に植えられています。何時もは立ち入り禁止ですが、この期間は無料開放されています。
 基本的に遅咲きの八重桜が多いので、ソメイヨシノの花見が終わってからの開催が多いのですが、今年は両方が楽しめました。
 川崎橋から北側の風景です。何時もの年だと川面は葉桜になろうとする姿ですが、今年はまだまだ満開です。
 川崎橋から大阪の中心部へ向けての河川敷道路です。露天が大川沿いに展開しています。
 造幣局の天満橋の入り口です。なかなかの人出です。
 普段は立ち入り禁止ですので、桜の木の枝が地面に着きそうな位に垂れています。花が近くに見れるのが新鮮です。
 全体としたら5~6分咲きと言う感じでありました。
 今年の桜は、「うこん」と言う品種です。
 多品種の桜が楽しめるのが、通り抜けの特徴です。

 気をつけないと枝で頭をぶつけます。
全長560mを通り抜けしました。今年は人が多く、名物造幣せんべいも買えませんでした。
 記念コインも長蛇の列でありましたが、お金を作っているところで営業活動というのも不思議な気がしました。......「いくらでもお金が作れるわけではない」というツッコミ......