2017年4月17日月曜日

飛鳥散策から談山神社へ

 今回は談山神社の北にある御破裂山に登る計画でしたが、道をロストして、談山神社までとなりました。
 歴史と遺跡でいっぱいの飛鳥を散策しながら山へ向いました。
 近鉄吉野行きの急行で飛鳥駅到着です。約1時間20分ほどかかりました。吉野の桜も3分咲きということで、満員電車となっていました。
 橿原神宮からは単線となり増すが、この駅周辺は大変整備されていました。
 駅を出てすぐの道は、交通量も多くて観光シーズンを感じました。

 少し歩けば、このような石碑やお地蔵さんなどが、次から次に現れる感じです。
 目指す山は正面に見えているようです。 色彩豊かな季節となりました。
 猿石の見学です。欽明天皇墓(梅山古墳)の西隣にある吉備姫皇女王墓ですが、この中に猿石といわれる4体の石造があります。
 右手に法師と男
 左手に山権化と女と言う事で、そのうち三体は、後に顔があると言う事です。
猿石といわれていますが、渡来人ではないかとも言われています。
 宮内省管轄で立ち入りは出来ません。
 ここから南にある高取城の近くに、第五の猿石があるのですが、何とも不思議な感じです。......こちらは近くまで行けます。
 梅山古墳の一部分です。全長140mの前方後円墳で、欽明天皇陵といわれていますが、「蘇我 稲目」と言う説もあります。
 宮内庁管轄ということもあって、発掘調査もされていませんので、わからないそうです。
 周囲の堀は後の時代に作られたものだそうです。
 のんびりとした田舎道を行くと、何やら黒い石が見えてきました。
鬼の雪隠と呼ばれる遺跡です。
 どうやら古墳の石室の一部分のようですが、ここも宮内庁の管轄となっています。.......雪隠までお守りしなくてはいけないようです。
 高台から見ると、こんな感じです。
鬼の雪隠より少し東にあるのが、鬼のまな板と呼ばれる遺跡です。これも石室の一部分で、2つの遺跡は一つの石室だったそうです。
 霧の峰と呼ばれるこの地方に鬼が棲んでおり、通行人を霧で騙してとらえ食べたと云われている。「俎」で調理し、「雪隠」で用を足したという話です。

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