2025年7月1日火曜日

6月26日(土)金勝アルプス。

 山友が痛風で、リタイヤとなり、なんだかんだで後輩とともに登りました。

滋賀県JR草津駅より上桐生行バスで向かいます。

企業誘致のおかげで、田舎ながらバスの本数はあります。

奇岩や摩崖仏などで、見どころ満載です。

駐車場を抜けて林道を行くと、沢沿いの道となります。水量が多くて渡渉は、水没気味でした。
気温高めですが、日影は爽やかな風が吹いていました。
人気のお山ですので、道標もしっかりしていますが、渡渉・ロープ場などなど、初心者コースではないような気がします。
岩の隙間を流れていますが、苔などがあって、グリップのないところもありますので、気を使います。
羊歯の群落が美しい道です。長い登りは少ないのですが、花崗岩質の地帯ですので、神経を使います。
支道の先にある「落ヶ滝」です。落差18mの段瀑となっています。
周囲にも支道があるようですが、かなり厳しい道のようです。
岩登りです。この箇所は、足場があったのでクリアーしやすかったですが、こんな難所がいくつか出てきます。
たくさんの展望ポイントから比叡の山並みや琵琶湖が見えます。
ハエトリソウ?岩にしがみついていました。
谷を流れるのではなく大きな岩を水が流れる所です。

この岩場は、足をかけるところが少なく難儀しました。
この辺り一帯が岩稜帯ですので、見晴らしは良いです。
新名神高速道路が見えています。この山の下を通ています。
なんじゃこら感満載の奇岩の連続です。
東側の眺望です。三上山(近江富士)の山容がきれいです。
隆起した花崗岩が風化した地形ですので、不思議な光景が続きます。
前回キャンセルした天狗岩です。今回はとりあえず登りました。
ここから見ると、あんなところによく登れたものだと思います。
茶沸観音さんです。茶碗沸かし観音と読むのだそうです。奈良時代に彫られたそうです。
重ね岩に彫られた観音さんです。
国岩から眺望です。
狛坂摩崖仏です。これを見るために来られる方があるそうです。馬頭観音の駐車場からもかなりあるので、トレッキングの装備が必要です。
奈良時代後期に彫られたそうですが、かなり大きくて彫も深く立派な摩崖仏です。
どうやら、廃寺の跡のようです。かなり大きな境内であったと思います。
女人禁制の金勝寺の補完としてあったようです。
渓流を携えた林道を下ります。
逆さ観音まで降りてきました。
オランダ堰堤のおかげで、逆さまにされた観音様です。
廃仏毀釈があった時代だから、やってしまったのでしょうか?
オランダ堰堤です。家族連れで賑わっていました。
大阪淀川水系の治水のために造られたそうです。
全行程6時間ほどの行脚でした。














2025年6月16日月曜日

6月13日(金)飯盛山登山

 お天気が安定しないので、近場で短時間登山のできる飯盛山に行きました。

何もしないと足が弱ってきますので、とりえず体力維持が主眼であります。

ユリやアジサイで彩られた境内です。
本堂です。ここまでも階段を上ってきたのですが、まだ残っていました。
十一面観音が本尊となっています。
最近にしては見通しが良い感じです。
交通の要所でもあったのでしょうか?城跡も多く残っています。
駅からも近く、緑の景色が見られるところです。
辻の新池を横目にしながら進みます。
アジサイのシーズンですが、山頂付近は咲き始め??でしょうか
ごく一部が、開花している感じです。
謎の石碑を発見!結局、表に廻ることを忘れて、謎のままです。
楠木正行像は、先の大戦で、金属の供出されて、戦後、昭和47年に再興されました。
展望台からの眺めです。六甲の山並みが見えました。
こちらの中央には、あべのハルカスの姿がありました。
飯盛城の遺構の一つで、御体塚堀切跡です。その他にも、城郭の一部やたくさんの廓跡もあるようです。
四条畷神社まで下山してきました。そろそろ夏の暑さ対策が必要な季節となりました。
大汗の登山の始まりです。

 





6月11日(水) 大阪市立美術館「日本国宝展」

 大雨の中、大阪市立美術館の「日本国宝展」を見てきました。

大雨でしたので、空いていると思ったのですが、入場の列ができるぐらい満員でした。

大阪万博の一連のイベントとして、京都、奈良、大阪で同時期に行われていました。

住友家の邸宅から大阪市に寄贈されて、美術館になりました。建物自体が、国の登録有形文化財で、お庭も含めると、どれだけの財力だったのかと驚かされます。

3年近いリニューアルで、きれいになった美術館です。

ステンドグラスに大理石と当時の欧風建築であるかもしれませんが、個人宅という概念ではありません。
日展などの公募展や個人寄贈の美術品もあり、歴史を感じます。
今これだけの建築ができる自治体はないかもしれません。
薬師寺東塔の水煙です。唯一の撮影可能な国宝です。
その大きさと透かしの美しさは、息をのみます。
明治以降の作家で、国宝指定を受けた作品も見ごたえがありました。



2025年6月2日月曜日

5月29日(木) 生駒山 ぼくらの広場

 雨が多くなってきました。ブランクを作ると復帰に時間がかかる年代になってきました。

とりあえず、継承登山であります。

近鉄奈良線「枚岡駅」を降りて、すぐにある神社です。いつものスタート地点です。
約2700年前の創建で、呼ばれないと到達できない神社だそうです。
呼ばれなくても来ているような気がするのですが、厳かな雰囲気と清涼感は、常に感じます。拝殿で、無事の登山と感謝をお祈りします。
酷道308号線からの大阪の眺めです。この界隈は歴史の宝庫で、天皇が日本を統一する前の伝承があります。
枚岡山展望台からの眺めです。相変わらず霞んでいるのは、pm 2.5や黄砂のせいでしょうか?クリアに見えた例がありません。
神津嶽ハイキングコースは、階段地獄でもあります。短い登りですが、しんどいです。
久しぶりの僕らの広場の眺望です。少し遠くが見えてきました。
万葉植物展示園の方向です。
生駒山山頂のアンテナ群が見えています。
近鉄奈良線が大阪中心部に向けて真直ぐに伸びています。
枚岡山展望台に戻ってきました。通ってきた道には社や紙垂があって、聖域であるのでしょう
暗峠は酷道ですが、それを解消する動きは見れません。奈良への貴重な道なのですがね。