2025年2月24日月曜日

2月21日(金)獅子窟寺~くろんど池

 低温の日々が続いています。凍結や積雪の心配の少ない場所を歩いています。

何度も訪れている「くろんど池」方面に行きました。

JRによく起こる延滞が発生しました。何だかんだと遅れが出て、4面あるホームに3列車が待機していました。
ようやく、学研都市線「河内磐船駅」に到着しました。ナンテンの実が印象的でした。
天田神社の前を通ります。
古来、良い米がとれる場所で、甘田、甘野などと呼ばれ、貴族の狩場としても有名でした。
後に、天野という漢字になったそうです。
また住吉信仰もあって、水とのかかわりも深そうな土地です。
このルートの最難関は、獅子窟寺の参道だと思います。地元の方の清掃や奉仕で、きれいにされています。
この辺りは、岩稜帯とも思えるぐらい、大きな岩が沢山あります。精霊が宿り、信仰の対象となっています。
こちらの展望は京都方面と思われます。愛宕山の山頂部が確認できます。
ザレ場が多く、花崗岩質なのが分かります。このような低山でも、霜が残っていました。
分岐などの案内もありますが、たくさんのルートがあるので、地図が必要かと思います。
普見山の山頂から生駒奈良方面を見ています。
くろんど池は奈良県にあるので、大阪側の案内図には、文字しか表記はありません。
木道があって、春になれば多くの植物が楽しめるエリアです。
くろんど池に到着です。
元大関魁皇が親方を務める「浅香山部屋」のけいこ場です。隣のくろんど荘が宿舎となっているようです。
さすがに池の畔は寒いです。バーベキュー場もお休みです。
このルート一番の癒しポイントです。
最近は、水に浮かぶところを見かけない、浮御堂です。
月の輪滝に向かうルートは、大きな岩がいっぱいあって、迫力ある道となっています。
月の輪滝も、かろうじて流れている感じです。
この辺りも、その昔は獅子窟寺の寺領だったそうで、先史時代からの土器が発掘されたりする所だそうです。
京阪交野線の上を歩いています。ホームが見えているのは、河内森駅です。北の山々は、雪模様ですね。約10㎞の歩行でした。






2025年2月17日月曜日

2月14日(金)若草山と春日山原始林

 インバウンドで、オーバーツーリズムが懸念される奈良公園から柳生街道や春日山原始林を歩きました。

近鉄「奈良駅」を上がると、行基像が迎えてくれます。
待ち合わせの「破石町」バス停まで歩きます。1.5~1.7kmほどです。
一本南が三条通(暗越奈良街道)に出ます。すぐ左手に、高速餅つきで有名な中谷堂があります。まもなく人でいっぱいになります。
朝ですが、開いているお店もありますので、商店街は、賑わっています。
スーパーマーケットも近隣にないのも影響している感じです。
猿沢の池にやってきました。この池の特徴としては、周囲にフェンスがないことです。これが写真映えするのだと思います。
春日大社の一の鳥居です。本殿までは1km以上あります。
荒池から見る奈良ホテルです。
このような、料理旅館がいくつかあります。
荒池園地の鹿さんです。観光客がまだ少ない時間ですので、準備中ということでしょうか。
鷺池の浮見堂です。池の水は抜いてありました。以前来た時は、猿沢の池の水がありませんでした。
滝坂の道(旧柳生街道)に入って来ました。これからゆっくりと上り坂が続きます。
剣豪と呼ばれた人たちが通った道なのでしょうか?石畳が続きます。
馬・牛で物資を運んだそうです。
能登川沿いを歩くルートで、せせらぎが清涼感を醸し出しています。
無理な体勢の大木をくぐります。
寝仏様です。上から剥落してこのような姿となったようです。
この道は石仏の道でもあります。
夕日観音は、一段上の道の方が見やすいです。
滴る水が凍っています。
こちらは、朝日観音です。大きな道幅を持った道路です。
荒木又右エ門が試し切りしたといわれる首切り地蔵まで来ました。
ここで休憩した後に、峠の茶屋まで行きます。
石切峠の先にある、開けたところです。伊勢参りにも使った道でもあるようです。
残念ながら峠の茶屋はお休みでした。柳生へ行く剣士が、酒代の代わりに置いて行った槍や刀があるそうです。......丸腰で柳生へ行ったのかな?
仕方なく奈良奥山モースを進み、大原橋休憩所まで来ました。湧水があるのですが、飲料不可です。
奈良奥山では、最大の山桜の木ですが、2023年8月に寿命で倒れたそうです。
残った幹でも充分にエネルギーを感じます。
若草山までやってて来ました。生駒山系を望む若草山山頂です。
こちらは、山頂の。前方後円墳です。
山焼きが、行われた後ですので、立ち入り禁止のルートがあります。
さすがに冬場で、外国人観光客も、まばらでした。

最後に、春日大社にお参りして終了とします。

2025年2月13日木曜日

2月10日(月)元山上駅~なるかわ峠~玉祖神社

 気温が下がると、凍結が心配で、冒険心を抑えて最寄りの山に登ります。

役の行者の由来ある駅の近鉄生駒線「元山上駅」がスタートです。

近鉄奈良線「生駒駅」から近鉄生駒線「王寺」方面行きに乗り換えて、「元山上駅」下車となります。南生駒駅より南は、単線となり、一時間に3本のダイヤとなっていました。
千光寺への旧参道を進むと「10人の石仏様」が迎えてくれます。丁寧に御祭されています。
倒れそうになった大木も処理されていました
鳴川渓・清滝の磨崖石仏群は、線刻で不鮮明ですので、気合が必要です。
なんとなく浮かび上がっています。
登山のたびに朽ちてゆく橋です。
今回も千光寺に参らずに不動の滝の道に進みます。お不動さんが川辺にたたずんでおられます。
さすがに日陰では、凍結していました。
鳴川峠までは緩やかな道ですが、鐘のある展望台までは、アップダウンがあって疲れます。
名物の展望台ですが、かなり揺れますので、高所恐怖症の方にはお勧めしません。

帰りは。水飲み地蔵からの下山を目指していましたが、十三峠までの途中で、エスケープ出来る道に進みました。管理道を進むと、狭いゲートがありました。
自然公園道で平群町に抜ける道です。景色がよい道として有名です。
こちらの景色は、水飲み地蔵尊からの景色です。
我々の行く道は、参道として設えた道のようです。
この池も凍結していました。
砂防ダムまで来ると、すぐに市街地に出ます。
神立茶屋辻を左手に進むと、玉祖神社が現れます。
ニワトリさんがお出迎えです。
花香郷と呼ばれている所です。この時期は水仙は咲いていました。これからは、梅や桜も楽しめるそうです。
なかなかの景色です。参拝者も観光客も居られませんので、堪能できました。
御神木の楠木を横から見ると、「こぶ」とそのフォルムに驚かされます。
能楽の発祥の地でもあるようで、高安の名が継がれているようです。
奈良から生駒越えで、大阪まで来ました。ここは、近鉄信貴線の服部川駅です。単線のローカルな区間ですが、乗降客は想像よりは、多いように思えます