1月31日（金）野崎観音から飯盛山

 低温・高温時には、無理せずに定番の低山に登ります。

近畿には、いくつかの飯盛山がありますが、今回は河内飯盛山に登ります。

自宅から直線で10㎞余りで、登山口に行けるアクセスの良さです。

JR学研都市線「野崎駅」下車で、山側の参道の商店街です。奥の山の中腹に野崎観音の屋根が見えます。

石段を登ると野崎観音慈眼寺の本堂になります。

1300年前に建立されたそうですが、戦国時代に焼失して、50年後に再興されました。

一般的には女性を守る仏様として有名で、歌にも歌われた「野崎参り」で、大変栄えたということです。

展望所も多く、急峻な所ですが、癒されます。

飯盛城は有名ですが、こちらは、出城として存在していたそうです。

低山ですが、なかなかの階段地獄です。

たくさんの分岐とルートがあります。山城のある山には、よくあることと思います。

山には、たくさんの廓や土塁跡があります。近年にも、石垣が発見されました。

大阪のＦＭ局やＮＨＫのアンテナです。またこの場所は、千畳敷廓の跡でもあります。

堀切と土橋の説明文です。かなりの規模で，山頂の付近全体に及ぶそうです。

楠木正行の像がそびえています。

山頂広場からの眺めですが、この日は、靄が多かったので、遠くは見えませんでした。

急階段を降りてゆくと、四条畷神社にたどり着きます。

こちらの鳥居は、伊勢神宮からの寄贈だそうです。

神社の片隅にあった、碁盤です。これはおそらく碁盤の儀という儀式にかかわるものだと思います。

左手の拝殿です。大きな境内ですが、2～3人位しか居られませんでした。