梅雨の季節なのですが、雨が降らず、乾いた日が続いています。ようやく雨模様となるのは水曜日ごろのようです。
さすがに湿度も上り始め、山道に入る前から汗が吹き出ます。
その昔より松尾寺への参道であったのでしょうか?
丁石の数字が減ってゆく事が心強く感じます。
幅が広くて歩きやすい道なのですが、この丘陵地帯の特徴と言っても良いでしょう
大昔のエネルギーの中心であった薪などを運ぶため、牛車などが行き来していたということです。
車が通れるぐらい立派な道ですが、舗装はされていません。植林地でもありませんので、林道という感じでもありません。
意外とこのような雰囲気の道は少ないかもしれません。.....時代劇が撮れそうです。
そんなこんなでワイワイと歩いて行くと、松尾寺の南総門に到着しました。
以前来た時は、山側から下り降りてきましたので、今回は山門から参拝です。
なにげに山門にあった風神雷神の彫り物です。しっかりと彫られていて、なかなか感動的です。....1862年ごろに作られたようです。
例によって、階段を登ると厄除けで有名な松尾寺の本堂に到着です。
奈良に来ると、必ず出くわすのが、「日本最古」と言う文言です。
このお寺も、厄除けでは日本最古のお寺と言う事になっています。
現在はカサブランカの生育中だそうで、その他にバラ園も有名なお寺だそうです。
奥にある三重塔の横から松尾山頂上を目指します。
神霊石の大岩です。修験のお寺であった様相を示しています。
松尾寺の三重塔を抜けて、数少ない急斜面を登ってゆくと、NHKの電波塔があります。その狭い周囲を半周すると...
寂しい山頂となります。眺望も無く際立ったピークも無い所ですので、とりあえずの登頂でありました。
こんにちは。
返信削除松尾山と聞くと、条件反射的に関ケ原、小早川秀秋、鉄砲、裏切り と言葉が頭を駆け巡りますが、カンチャンさんの松尾山は奈良なんですね。
日本最古の厄除け神社ですかあ。こっちは面白そうです。
なんのための厄除けだったんでしょうねえ。厄年だったからなんていうのはまったくあてになりませんね。
天武天皇の崩御と関りがありそうです。
それにしても、頂上に立ったとき眺望がないっていうのは悲しいですねえ。
jollyhotさん こんにちは。
返信削除松尾山城、確認しました。戦国の時代には、必ず戦いが起きそうな立地ですね。
お寺の縁起には、松尾寺は718年、天武天皇の皇子「舎人親王」が厄除け(42歳)と日本書紀の完成を祈願されて建立されたということです。歴史的にも皇室との係わりは深いようですが、かなり神話的なお話になってしまうようです。
頂上(315m)は、眺望はありませんが、幾つかの場所に展望台が設けられていました。......極めてダラダラとした山容です。