2018年4月26日木曜日

金剛山 山頂から千早本道

人気のお山ですので、山頂に近づくにつれて人が増えてきます。
ロープウェイ利用の観光客も多く、海外からも来られているようです。
 裏参道から葛木神社へ行きました。ここが本来の山頂と伺っています。神域となっていますので、立ち入り禁止です。
ここは奈良県側で、金剛山は大阪の最高峰ではないということでしょうかね。
ややこしい話ではありますが、大阪最高地点は1056mの金剛山で、最高峰は、大和葛城山の959.2mとなるようです。
 ここも記念撮影ポイントになっていて、日付表示もありました。
 転法輪寺の階段です。.....危うく転落しそうになりました。
このお寺は、1300年前に建立されましたが、明治時代に神仏分離で廃寺となりました。
戦後に再建されたそうです。
 有名なしだれ桜が、まだ咲いていました。
 広場には、子供達の歓声が響いていました。この頃の記憶は、大人になっても残る貴重な思い出でしょうね。
 さて、下山は千早本道で降りました。オール階段の単調な道ですが、安全性抜群の道で、多くの方が利用されています。
 トリカブトの葉っぱがあるようですが、中央下のようです。
 道幅も広く、よく整備されていますが、両斜面が絶壁状態のところもあります。
 五合目にある、バルタン星人とウルトラマンの碑です。......どうやら仲良しのようです。
 楠木正儀の墓がありました。千早城も近くなってきました。
 千早城への道の一つです。今回はスルーしましたが、なかなかの規模のようです。
ロープウェイ経由は利用者も多くて、金剛バスと南海バスの2社が路線を持っていますので、アクセスは良いと思います。....臨時で増便される事もあるようです。

2018年4月25日水曜日

金剛山 ダイヤモンドトレール登山

ようやく山道に入ってきました。このあたりは、植林地帯ですので、少し退屈かもしれません。
 踏み込みの大きな階段が続きます。上を見ると凹みますので、ひたすら足元を見て登りました。
 登りでは、かなり歩いた気がしても、距離表示は一向に減りません。
 すこし明るくなってきました。
 奈良側の景色が少し見えていました。
 商用になるのでしょうか?登山客には、楽しい木であります。
 以前に登った葛城山です。山頂のツツジは、まだのようです。植林地帯と自然林との色のコントラストが面白かったです。
 たくさんの登山客の足を止めていたのは、カタクリの花でした。
 奈良側から道(郵便道)との合流点です。一度は、行ってみたいのですが、奈良側からの登山道はかなりアクセスが悪いようです。
いよいよ山頂に近づいてきました。不思議な事に、この鳥居の前では、よく道を訪ねられます。

2018年4月24日火曜日

金剛山・ダイヤモンドトレール

金剛山は、何度か訪れていますが,本道というべきダイヤモンドトレールでの登山は初めてです。
気温も高くなってきましたので、高所からのスタートは快適です。
 葛城山と金剛山の間にある水越峠からのスタートですので、近鉄南大阪線の富田林駅が起点です。
これより水越峠行きのバスで、終点まで行きます。.....土日のみの運転で、午前中の最終便です。(9時50分発)
 座れない乗客もでる賑わいで、金剛山と葛城山に別れてのスタートです。
 新緑と桜が綺麗です。
 花が綺麗
 単調な林道も緑で癒されます。
 奈良側の風景が何とか確認できます。
 金剛の湧き水で休憩です。
 気温が高く、すでに汗が.......
 伐採で通行止めということですが、ダイトレではなさそうです。
ようやく登山道に着きました。これより3kmの登山の開始です。

2018年4月4日水曜日

熊ヶ岳

音羽三山の縦走は、尾根道で、簡単と思っていましたが、しっかり下って登ります。
約50m下り、約100m登り再び約100m下りそして約100m登ります。
その後、大峠まで、小さなピークを二つ越えます。
 熊ヶ岳は、山容が綺麗で登ってみたくなる山ですが、眺望もなく道も平凡と言う事で人気がないそうです。.......観音寺以降、今回の山歩きで出会った人は一人だけでした。
木々に隠れた三角のピークが熊ヶ岳です。
 大きな岩がありますが、岩場の登りはありません
 急峻な所も植林されています。これから夏にかけて熊笹が伸びて行く手を阻むそうです。
 何とか登ってきました。噂どおり山頂には目印だけです。これがないと通り過ぎてしまいそうです。

 少しだけ眺望がありましたが、夏になれば、熊笹で見えなくなりそうです。
 反射板からは、本格的に下ります。....ここに熊ヶ岳の三角点があるそうです。
 大峠に到着しました。
日本書紀にも出てくる歴史ある峠です。神武天皇の時代に、女軍を置いたそうですが、どういう軍だったのでしょうか?......女坂の女軍、男坂の男軍ということですが......
 小さなお地蔵さんあります。竜門が岳や伊勢街道の宇陀に抜ける道もあって、要所であったと思われます。
 林道はひどく荒れていました。何とか進む事はできますが、フィールドアスレッチクのようでした。
 この谷の斜面が崩壊して木や土砂が流れ込んだようです。
 復旧には時間がかかりそうです。舗装道路も亀裂だらけです。
 舗装道路の上に土砂が流入して山道になっていました。
 針道の集落に入ると桜がきれいです。高架道路を縫うように降りてゆきます。
 不動の滝に到着です。以前来た時より水量が多く滝らしく見えます。
反対側には破不動尊が祀られています。
ここより一時間に一本のバスを待ちます。

2018年4月3日火曜日

音羽山~経ヶ塚山登山

音羽三山は、今ひとつ人気がないという感じで受け取っていました。
アクセスが悪く、山道も林道が多く、見晴らしも悪い(今まではほとんどありませんでした)
 植林地帯で、尾根道も熊笹で覆われる事も多いので、植生も限られている感じというのが、地図やガイドブック上の読み解きでした。
最近は、音羽観音の取り上げや、万葉展望台などで、少しだけ評価を上げた方が良いのかもしれません。
 精進料理と宿坊で、ジワジワと人気上昇中の尼寺です。
千手千眼十一面観音菩立像が祭られていて、眼病にご利益があるそうです。
ほのぼのとした雰囲気は、住職のお人柄かも知れません。我々もお誘いを受けましたが、時間的に難しいので、お断りをして境内の散策だけを行いました。
三人の人形が並んでいます。
 梵鐘も立派で、よくこの場所まで持ち上げたものです。
1200年?の歴史あるお寺で、修験道の霊場でした。その後、衰退して江戸時代に再興されたということです。
近くにある談山神社・聖林寺などと違って、とても厳しい所に建っています。来られる方も限られているようで、皆さん山の正装です。
懐具合と時間に余裕があれば、精進料理(要予約)を食べてみたかったです。

 奈良県指定文化財の葉つき大イチョウの木も有名です。こんな大きなイチョウの木は初めてかもしれません。
 九十余社神社です。
 ゴマ供養の場所です。後には小さな滝があります。
精進料理に後ろ髪を引かれながらも音羽山を目指します。
少し前までは、展望のない山道でしたが、万葉展望台が出来ました。現在は桜の木を植樹を進められています。
従来の山道とは違うルートで、なりかなり急峻です。また木々が伐採されていますので 滑落しないように気をつけました。.....ちょっと怖いです。
 ヘビーな道を登りきるとベンチがありました。金剛山から葛城山の勇姿も見れます。近くには談山神社も確認できました。
これより近道ルートを登りましたが、案の定、急坂でした。
 音羽山到着です。眺望はありません。
 こんな頂上付近でも植林されていました。これよりアップダウンとなります。
 鞍部を過ぎるとまた登りが待ち受けています。頂上はこのコブのような所です。
 何とか到着しました。お昼でしたが、誰も居られません。......お寺以降、誰にもあっていません。
談山神社の鬼門となるために、ここにお経を埋めたそうです。
宇陀の方面は見えていました。ここで昼食休憩です。