音羽三山は、今ひとつ人気がないという感じで受け取っていました。
アクセスが悪く、山道も林道が多く、見晴らしも悪い(今まではほとんどありませんでした)
植林地帯で、尾根道も熊笹で覆われる事も多いので、植生も限られている感じというのが、地図やガイドブック上の読み解きでした。
最近は、音羽観音の取り上げや、万葉展望台などで、少しだけ評価を上げた方が良いのかもしれません。
精進料理と宿坊で、ジワジワと人気上昇中の尼寺です。
千手千眼十一面観音菩立像が祭られていて、眼病にご利益があるそうです。
ほのぼのとした雰囲気は、住職のお人柄かも知れません。我々もお誘いを受けましたが、時間的に難しいので、お断りをして境内の散策だけを行いました。
三人の人形が並んでいます。
梵鐘も立派で、よくこの場所まで持ち上げたものです。
1200年?の歴史あるお寺で、修験道の霊場でした。その後、衰退して江戸時代に再興されたということです。
近くにある談山神社・聖林寺などと違って、とても厳しい所に建っています。来られる方も限られているようで、皆さん山の正装です。
懐具合と時間に余裕があれば、精進料理(要予約)を食べてみたかったです。
奈良県指定文化財の葉つき大イチョウの木も有名です。こんな大きなイチョウの木は初めてかもしれません。
九十余社神社です。
ゴマ供養の場所です。後には小さな滝があります。
精進料理に後ろ髪を引かれながらも音羽山を目指します。
少し前までは、展望のない山道でしたが、万葉展望台が出来ました。現在は桜の木を植樹を進められています。
従来の山道とは違うルートで、なりかなり急峻です。また木々が伐採されていますので 滑落しないように気をつけました。.....ちょっと怖いです。
ヘビーな道を登りきるとベンチがありました。金剛山から葛城山の勇姿も見れます。近くには談山神社も確認できました。
これより近道ルートを登りましたが、案の定、急坂でした。
音羽山到着です。眺望はありません。
こんな頂上付近でも植林されていました。これよりアップダウンとなります。
鞍部を過ぎるとまた登りが待ち受けています。頂上はこのコブのような所です。
何とか到着しました。お昼でしたが、誰も居られません。......お寺以降、誰にもあっていません。
談山神社の鬼門となるために、ここにお経を埋めたそうです。
宇陀の方面は見えていました。ここで昼食休憩です。
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