2023年6月6日火曜日

6月4日(日) 高取城址から飛鳥 その1五百羅漢の道

 城址が有名な高取山に登りました。

梅雨時の晴れ間を狙っていましたが、金曜日に大雨が降っていささか危惧しましたが、何とか登れました。

近鉄南大阪線から吉野線で壺阪山からスタートです。ここからバスで壷坂寺まで行けますが、我々は徒歩で向います。
高取土佐街道をすすみます。時間は9時半を回っているのですが、誰もいません。
かつての城下町になるそうです。
なかなか雰囲気があって素敵な街並みです。
6世紀の頃、朝廷の要請で土佐の国から人が集められたそうで、この名前が地名となっています。
光明寺が見えてきました。まだまだ進みます。
高取児童公園も塀が江戸時代風です。
高取城から移築された松の門です。取り壊しや火災などの災難を超えて再築されました。
我々は、ここから南西方向に道をとります。
信楽寺のお里・沢市の墓所をすぎてゆきます。
明日香清水谷線を進むと吉備川にかかる橋を左に見て南東に進みます。
県道119号から川沿いの道に移ります。なかなか暑い道のりでしたがここから気温がグッと下がります
この間の雨で、道は水浸しです。
沢も濁っていました。
ようやく壷坂寺の駐車場に出てきました。これよりさらに登ります。
まずは大仏様にご挨拶です。それにしても舗装路は暑いです。
生駒山が見えてきました。
観音様はお寺よりかなり上にあります。以前金剛山の天文台から大型双眼鏡で見えていました。
二上山から葛城山が美しいです。奈良側から見ると高い建物がないため裾野が綺麗に見えます。
自動車道からようやく開放されました。これより五百羅漢道を進みます。
全体に土砂流出があって、以前より荒れている感じです
なんとなく崩れかけたお姿と苔が歴史を感じます。
次から次へと像が出てきます。
おおらかでユル~イ感じが癒されます。


それにしてもこんな山奥でどのようなエネルギーで信仰を維持していたのでしょうか?
再び自動車道を越えるといよいよお城への道となります。
明治維新で取り壊されてしまったお城ですが、天守閣や廓があった時代の姿を想像するとロマンそのものです。


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