2017年12月6日水曜日

山之辺の道 

途切れ途切れの記載となりました。
ようやく天理への道です。
 念仏寺に到着しました。745年に行基によって開山されたそうです。
 お寺の前のムムムな石像です。可愛いのか?微妙です。
 西山塚古墳近くの池です。水利のよくない奈良盆地では、ため池が数多くありますが、これは、古墳のお堀のような感じです。
 波多子塚古墳です。4世紀ごろのものだそうですが、開墾等で当時の面影はなさそうです。野良仕事の用具入れのような掘っ立て小屋が、存在しています。
 西側(大阪側)の風景です。この場所は、たぶん2回目です。天理ダムからの帰りに、この道を下って長柄駅に向いました。
 夜都岐神社に到着しました。静かな田舎の神社と言うところです。春日大社とのかかわりが深いそうです。
 拝殿は珍しい萱葺き屋根です。この周辺にも古墳がいっぱいあって、どうやら古墳を平らにして造営されたと言われているそうです。
 山桜でしょうか?柿やミカン・梅などの木が栽培されている山之辺の道に、新鮮な感じでした。
 石上神宮に到着しました。この道を奥に進むと、山の辺の道の北ルートとなります。
 古事記・日本書紀にすでに記載があるほど古い神社で、伊勢神宮との関わりも深いそうです。.....明治時代に官幣大社になっています。
 本来、本殿はなく禁足地があって神宝が埋斎されていたそうです。物部氏が祭祀し、大和朝廷の武器庫でもあったそうです。
 休憩所は鶏に占拠されていました。春日大社の鹿に対抗しているのか?ここでは東天紅烏骨鶏が30羽ほど放し飼いになっています。....吉祥の霊鳥だそうです。
 本殿などは新しく感じましたが、境内の雰囲気は、一味違う奈良の神社です。
恐ろしく長い天理の商店街を抜けて、天理駅に着きました。......宗教都市「天理」を味わえる商店街です。
立派な駅舎ですが、本数は少なく、車両も短いワンマン運転です。近鉄天理線の終点でもあります。山道ではありませんが、なかなか歩き応えがありました。

2 件のコメント:

  1. あっという間に山の辺の道を通り抜けたっていう感じですね。
    お疲れ様でした。
    私、天理市に一度も行ったことがありません。夏の甲子園時期になると名前を見て思い出すんですけどね。
    たくさん、古墳と神社が出てきました。
    この道、私だと3ヶ月くらいかかりそうですよ。きっと歩いてる時間より止まっている時間の方が長くなりそうです。
    それにしても奈良というのは不思議なところですねえ。
    なんでこの地だったんでしょうねえ。そんなところから始まってしまう私です。

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  2. jollyhotさん こんばんは~
    山の辺の道を中心に枝のように、歴史遺産が並んでいます。今回は、道沿いにある所の一部分しか紹介で終わってしまいました。
     記載漏れもたくさんありますが、ご容赦くださいませ~
    天理市は門外漢からすれば、まさしく宗教都市ですね。
    誕生の時から政治的に利用しようとする勢力からの圧力もあって、今の姿があるのかもしれません。......漂う空気が普通の街とあきらかに違います。
     奈良盆地は、毎年何かしら発掘されるところですので、歴史的解釈も新たになるので、目が離せませんね~。

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