2024年2月22日木曜日

2月20日(火)中之島美術館 モネ連作の情景展・女性画家たちの大阪展

 中之島美術館は、2022年2月2日にオープンした新しい美術館で、近代の美術とデザインを専門とした美術館です。

平日の観覧でしたが、大勢のお客さんで、モネ展は遠巻きに見ることが多かったです。

夜になるとライトアップされます。展覧会への序章です。
ャノベ ケンジ氏の「Ship`s  Cat」です。兵庫県立美術館にも作品があります。











光と大気に魅せられて、瞬間を切り取りできる才能が多くの人を魅了するのでしょうか?
ただこれからもっとシンプルな前衛アートに移行していく様は、印象派も時代の一部分だったのでしょうかね?
こちらは女性画家の展覧会です






世界から見た日本画は、アートではなく工芸品のような扱いだったように思います。
まして女性画家となると国内でも怪しい扱いになっていてのではないでしょうか?
いろいろな規制から逃れるため、大阪での活動の方がしやすかったのが伺えます。
構図や視点から感じるのは、今までにない新しい日本画のあり方を感じます。
これだけの画家が大阪に集結していたことを考えると大阪復興も可能なはずですがね。


2月17日(土) 大岩岳・千刈ダム・丸山湿原・風吹き岩 

 介護中の叔母の容態が芳しくなく、待機要請が発令されて、活動停止していました。

なんとなく低レベルですが安定して来たようなので、一ヶ月ぶりの山登りです。

今回は、登山を始めたころに登った、兵庫県神戸市北区道場町スタートの大岩岳に別ルートで登りました。

JR宝塚線の道場駅がスタートです。駅周辺は工場と数件の民家などがあるだけの無人駅ですが、ハイキングや登山では有名な駅です。
三田方面のホーム(南側)に改札があるので、大岩岳には踏み切りを渡ります。

新名神高速道路の橋脚が見えています。以前に来た時には無かった光景です。
千刈り広場は、桜の名所となっています。それまでは入れないようです。ダムへは右手の細い道を進みます。
フェンス越しの広場の様子です。
川沿いを進むと、いよいよダムの姿が見えてきました。
少雨でレースのカーテンような放水は見れませんでしたが、巨大なダムの迫力に圧倒されます。
重力式コンクリートダムで表面は石張りです。提頂にスライドゲートが並びます。
大正8年に完成し昭和4~6年にかけて高さをあげています。
産業遺産でもありますが、100年以上も現役というのがすごいです。
越流トンネルが山肌にあいています。以前はここから豪快な放流が見れました。
この橋も近代土木遺産です。手すりは新しいようですが、石組みの土台は頑丈そのものです。
山へのルートは対岸へ渡って、川下にあります。
いきなり急登で驚きましたが、すぐに河原のような道となっていましt
暫くすると羊歯の群落となりました。
前回はダム湖のあたりを見るコースでしたが、今回は尾根筋のコースです。
標高384mの低山ですが、眺望は大変いい感じでした。ここで昼食休憩となりました。
ベンチ等が無いので少し対策が必要です。
北側の景色です。羽束山の山容が綺麗です。水墨画にありそうな景色でした。
頂上近くの道は、何れもかなり急で、滑らないようにしなければなりません。
丸山湿原への道は、植林地帯を含む谷筋となります。
峰一つ越えると山の様相が変わってきました。
案の定、丸山湿原はただの原っぱでした。ただ暖かくなると虫の攻撃があるかもです。
なかなかこれだけの湿原は、無いのかもしれません。温暖な関西ではすぐに植物が生えてきます。
ほぼフラットな道が続きますが、ザレ場が多く、夏は御勘弁を願いしたい場所です。
奇岩「風吹き岩」に到着です。六甲山の風吹き岩とは随分と趣が違います。
ダラダラとした長い山道を抜けて、浄水場の橋に到着しました。
ロッククライミングで有名な、不動岩のあたりに帰ってきました。
上の方から人声がするのですが、見えません。
宝塚線の南側にもロッククライミングで有名な百丈岩があります。
道場駅に戻ってきました。厳しい山ではありませんが、そこそこのロングコースで、足慣らしには良いお山でした。