2018年9月4日火曜日

東おたふく山

登り始めは、暑さを感じませんでしたが、ゴルフ場付近の急坂から蒸し暑くなってきました。台風の影響かもしれません。
主たるルートは若い登山者も多く、賑やかになってきました。やはり人気の山であることを認識できました。
 雨ヶ峠に到着しました。大勢の方が休憩されていました。
六甲最高峰を目指す人は、これからが正念場となります。
 標識の裏側から20分ほどで山頂です。
 微妙に景色が見えています。
 西おたふく山方面です。それにしても草が多く、背も高いです。
 以前に訪れた時と景色は一変しています。熊笹の勢力が強すぎる感じです。確かススキ野にしたい旨の縦看板があったようなのですが、皮肉にも熊笹に隠れているようです。
あまりにも草が生い茂っていて、 山頂広場と言う事を認識できませんでした。

 そんな中でも、一生懸命に生きている花たちです。
 淀川の河口がすごく近くに感じました。とりあえず、ここで昼食です。
 東おたふく山山頂を示す標柱です。山頂広場の端に位置します。
 奥池の別荘街も近くに見えてきました。
 住宅街に近づいて来ていますが、大規模な倒木で、迂回路に進みます。
 迂回路も滑りやすく、踏み跡もはっきりしません。住宅が近いことを考えると、山崩れが起きないかと心配になります。
 自動車道の出会いも近いと思うのですが、堰堤が築かれていました。かなり無理なことをしているのではないかと思います。
なんだかんだで、有料道路にあるバス停に到着です。
私感ですが、オープンカーと外車の通行率が高い道路のように思います。
たまに軽自動車が唸りながら坂を登ってきた時には、おもわず応援したくなりました。

2018年9月3日月曜日

東おたふく山登山

2度目の訪問となります。
六甲山の最高峰に登る途中に位置する山です。本来なら、阪急芦屋川駅付近から最高峰まで4時間半以上かけて登るコースが王道ですが、まだまだ暑いので、軟弱にも全歩程3時間程のコースとなりました。
 なるべく高い位置からスタートするために、JR住吉駅から出ている住吉台行きのバスに乗り込みました。.....210円の前払いでした。
 標高260mぐらいまで、バスで登ってきました。エクセル住吉台が終点です。
 バス停の東側にある住吉川沿いの山道に入りました。幅広で、傾斜も緩い山道ですが、先の水害の影響でしょうか?崩落箇所がありました。
 要所には案内板がありますが、ルートが多くて、全てに道標があるわけではないので、地図が必用です。
 猛暑の影響でしょうか、草の高さが半端ない感じです。
 五助堰堤です。高さ30mの大きな堰堤です。昭和32年に完成した六甲山系119番目の堰堤です。住吉川水系だけで、64基もの堰堤があるそうですが、戦前から水害に悩まされていた事を物語っています。
 昭和42年の水害では、堰堤がほぼ埋まるほどの土石流を食い止めたそうです。
 堰堤の上部は、湿地帯のようになっています。
 木道が良い雰囲気になっています。
 木道も流されていたようです。飛び石があるものの流れが激しく、靴を脱いで渡る準備をしていましたが、後からこられたハイカーさん達が簡単に渡られていて、ちょっと照れ臭い思いをしました。
思わせぶりなこの池は、 記憶に残る所です。
 岩がゴロゴロと転がる山道は、過去の土石流の爪あとかもしれません。
 今回は川沿いの道から離れて、雨ヶ峠に向いました。道標も何もない分岐を進むのは勇気がいります。.....地図で確認はしていますが.....
 六甲山の難しさはここにあると感じています。難しい山ではないはずですが、ルートそのものが複雑に交差しているところに、道標やルートがはっきりしないところも数多くあります。迷路のように迷う人や、簡単な登山道と思って、日没で身動きが出来なくなる人もいるようです。
 崩落や倒木も頻繁に発生してルート閉鎖や迂回路も常時あるようです。
 風化花崗岩の地質ですので、乾燥時にはザレ場となり、湿潤した状態では、粘土質なってスリップしやすくなります。.....場所によっては、携帯電話の電波が届かないところもありました。
 本道と合流して、尾根道を進むと、ゴルフ場の道路と交差します。
汗をかきながら登ってきた登山者の前をゴルフカートが通る光景は、資本主義の偉大さを感じる瞬間!(笑)