2018年5月30日水曜日

金勝アルプス 転びながら下山

耳岩から巻くようにして、上桐生の停留所を目指します。
たくさんのルートがありますが、標識などがありますので迷わずに進めました。
 面白い形の巨石や展望もあって飽きる事はありません。
 狭い所もあります。
 重ね岩です。うっすらと仏様が彫られています。
 第二名神高速道路のトンネルの上に居ることになります。
 天狗岩を見下ろしています。右手の枝の向こうに近江富士が見えています。
 下山道は階段の設置もあって、比較的楽でした。
 狛坂寺磨崖仏です。縦6m横4.5mの立派な磨崖仏です。
奈良時代後期~平安時代初期?に造られたそうです。
 狛坂寺跡の石垣です。金勝寺が女人禁制の霊地だったため、別院として平安時代に創建されたそうです。
金勝寺とともに繁栄したのですが、明治時代に廃寺となっています。
 林道が続きますが、風化しやすい花崗岩がゴロゴロあって、歩き難かったです。
油断をして、転倒してしまいました。手袋も脱いでいたため手は擦り傷、膝は打撲ということで.....痛いやら恥ずかしいやら
 淀川水系の治水事業の一環として明治時代に造られた堰堤です。オランダ人の指導の下、日本人が設計した堰堤です。100年以上経ってもその機能は失われていません。
水遊びがうらやましい季節となってきました。
体のあちらこちらがヒクヒクしていますが、何とか帰ってきました。
距離以上に時間がかかる感じで、疲労感もたっぷりありました。

2018年5月29日火曜日

金勝アルプス 天狗岩

通常の登山では山頂を目ざしますが、今回は鶏冠山(490.9m)や龍王山(604m)といったピークには行けませんでした。......難所の天狗岩が待ち受けていました。
 岩の上を滑るように水が流れていました。
ここまで来る間にも、ロープ場がたくさんあって、かなり疲労が溜まっていました。
 日陰はオアシスです。しだの群生地を抜けてゆきます。
 もうほとんど陽射しを遮ってくれる木々が無くなって来ました。岩からの輻射熱も感じられるぐらいになってきました。
 低木ばかりですので、眺望は良い感じです。透明度があれば琵琶湖ももっとはっきり見えていたと思います。
 天狗岩に近づくにつれて、奇岩・巨石が目立ち始めました。
やせ尾根を進みますが、木が無い所はスリルがあります。......転落が怖い。
 何やら遠くに岩山が見えてきました。
 比良山系と琵琶湖がぼんやりと見えていました。
 段々と本体に近づいてきました。.........なんとなく尻込み
 天狗岩の下に来ました。岩も風化していますが、ロープや手すりなども老朽化しているので、「無理をしないで下さい」と言う看板がありました。
お昼時ということもあって、多くの登山者が滞留していました。
狭いルートに次々と人が進んでいましたので、狭い山頂は、人口密度が高い状態です。
 少し離れた所から天狗岩を撮影しました。少なくとも10人以上の登山者が確認できます。
絶壁の落ち着かないところで、昼食休憩されている方もおられました。.....頂上は5畳ほどの広さしかありませんので、邪魔にならないか心配です。
結局、太目の山友は、極端に狭いルートと人の多さをを見て途中で断念して引き上げる事にしました。.....お腹が閊える恐怖があったのかもしれません。

 耳岩に向う途中で見た天狗岩です。高所恐怖症の人間にとっては、厳しい所でした。........前回の白髪岳と同じような、変な汗を掻きましたヮ。

なんとか耳岩に到着です。ベンチもある休憩どころですが、狭い展望台は先客がおられました。

2018年5月28日月曜日

金勝アルプス 落ヶ滝

関西の山で、○○富士と呼ばれる所があります。漏れなく低山で山頂に近づくにつれて急峻な登りがあるところです。
また、○○アルプスと呼ばれる所は、岩登りがある所と言うのが、共通のようです。
今回は、滋賀県草津から約8km程南西にある金勝アルプスに行ってきました。
 JR東海道線草津駅からバスで25分ほどで、終点の上桐生に到着です。なかなか人気のお山のようで、30分に1本のバスは満員でした。
 途中草津の景色は大きな工場と大きな住宅地で様変わりしていました。
 広い公園の駐車場が登山口となります。気温が高く湿度もあって苦戦が予想されます。
 ようやく登山道です。この山系自体が、禿山の歴史があるようで低木が多い自然林となっています。夏場は避けたいですね~
 綺麗な場所に出てきました。広範囲にわたって開発されていますので、子供連れの方も多く来られていました。
 池の傍の黒い箱は養蜂の巣箱だったようです。
 小さな流れが多く渡渉を繰り返しますが、ぬかるみも多くありますので、登山靴が必要です。
 低木で光が差し込んできます。下草も多く肌を出す事は避けた方が良い感じでした。
 花崗岩とザレ場が足元を不安定にします。暑い時でも手袋も必用です。
 落ヶ滝に到着しました。水量は少ないですが、面白い景観の滝です。この日は滝の周辺でもあまり涼しくありませんでした。....ちょっとディズニーランド風でした。
滝の右手から登るコースもありましたが、急峻なので、北側から回り込む道を選択しました。
この時点で、鶏冠山の登頂をキャンセルしました。
自宅からの距離もあって、帰宅時間から逆算すると、ほとんどどこも寄ることはできませんでした。
ここが滝口となっているところのようです。怖いので確認はしていません。

2018年5月15日火曜日

松尾山から文保寺

白髪岳とセットになっている松尾山へ向いました。
それぞれに歴史やいわれのある山で、登山道も複数あります。
今回は、松尾山に登って文保寺から篠山口駅に行きました。
 激登りの山には、激下りが待っていました。ロープも遭って、難しくはありませんでした。
 180mほど下って、100mほど登り返します。
 今までとは違って、静かで、穏やかな山道が続きました。山頂手前は急峻な登りとなりますが、歩きやすかったです。
 山頂に到着です。城跡と言う事で少し広場になっていました。眺望はありません。
 城が設けてあったということで、道もしっかりしています。
 かなり急峻な所もあります。
 登山道の終わりには、水の流れと綺麗な花が迎えてくれました。
 登山道を振り返っています。
 文保寺に到着です。なかなか立派なお寺で、再興700年祭の幟がありました。
 645年の開基され、21坊もの大きな寺院だったそうですが、300年ほどで、焼失し1300年代に再興されました
 鐘楼です。....静かです。
 立派な山門です。
 仁王さんは片側だけ?
 両袖には巨大わらじがありました。
なんとか駅に到着です。立ち往生や出だしのロストで、約6時間以上歩きました。

2018年5月14日月曜日

白髪岳と高所恐怖症

高い所が苦手にもかかわらず山登りをしています。
今回のお山は、下調べの段階で、ムムム....恐ろしや~となっていました。
 出だしは良い感じでしたが、すぐに急登が待っていました。かなり狭い道にはロープが張ってありました。
 ところどころ眺望が広がるのは嬉しいです。.....休憩できるから
下山する人がいれば身をかわすのが困難な所も多かったです。
 沢渡りもありますので、変化に富んでいます。
 山頂に近づくにつれて岩が目立ってきました。

 名物の岩場の写真は、撮る余裕もなく、必死で登りました。
足のサイズが28.5cmの人間にとって、小さなステップや狭い溝は足が入りませんので、難儀します。......段差の大きいところや倒木を跨ぐのには有利ですが......
結局、正規のトラバースを断念して、ほぼ垂直な壁を登る事になりました。
この日は、気温が高く汗もそれなりに掻いていましたが、最後の岩場は、変な汗が出ました。
恐怖の後のご褒美は、360度のパノラマでした。
 幾重にも重なる山並みです。1000m級の山はもっと奥に行かないとないのかもしれません。
歩いてきた住山の集落も見えていました。ここでやっと昼食となりました。