2017年9月25日月曜日

お菊山登山 まずは大山へ 

非業の死を遂げた豊臣秀次の娘お菊は、家臣の手によって逃れ、阪南市の豪族の娘として育てられました。その後紀州の代官と結婚しましたが、豊臣方についた夫のために密使を引き受けることとなりました。
 大阪城までの道中で、男装するため髪を切り落とし松の木に下に埋めたのが「お菊の松」、現在のお菊山の由来となっています。
 なお、お菊は帰路において敵方に見つかり処刑されたということです。悲哀に満ちた物語のお山ということです。
 なんだかんだで1時間近くかけて登山口に到着です。これより大山に登り尾根道を進む行程となります。
 池の周囲の道は周回道路になっていて、数人のランナーさんと出会いましたが、山行きさんはほとんど見かけませんでした。
 この分岐で出会った3人の御婦人たちに、蛇やガレ場に気をつけるようにアドバイスを受けました。
なかなかの急斜面が続き、大汗が出ます。途中に眺望があるのが救いです。今までうろついていた池も見えていました。
 所々崩落箇所があったり、ガレ場のやせ尾根があったりで、スリルもありました。 
.....苦手です。

          
お菊山より高い 383mの大山に到着しました。低山ながら侮れない山です。滑落すれば事故になるようなところもありました。
 こちらのルートは誰も来ていないのか?蜘蛛の巣地獄でもありました。 

 とりあえず、三角点です。これよりアップダウンの尾根道となります。
ぼやけていますが、殿山を示す標識です。この後ろ側の数メートル上が殿山の頂上となりますが、眺望はありません。
 標識の数メートル先は眺望が広がり、関西国際空港も見えていました。

 小さな花?が目を引きます。この先の送電鉄塔の下で昼食となりました。
蜘蛛の巣が登山口より張り巡らされている感じで、小枝をグルグル回しながらの行脚でした。
ようやくイワク因縁の渦巻く、お菊山に到着しました。ガイドブックよりも時間がかかってしまいました。今の所出合った登山者は0人です。

2 件のコメント:

  1. コメント書いたのですが、私の操作ミスで全部消えてました。
    慌ててまた同じようなことを書いたのですが、宅配に邪魔されてそれも消失。さすがに三度は書く気が起きません。
    最近、どうも電子機器に裏切られることが多いようで…
    でも、諸説あるなかで、そんなことをつらつらと考えながらの山行もいいですねえ。
    私なんか、どうして「お菊山」になったのか、「お菊の松」はどうして出来上がったのかなどと、大阪陣のあとの事をずーっと考えていそうですよ。((笑)

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  2. こんばんは~遅くなってしまいました。
    私も記事やコメントを何度も消してしまった事があります。立ち直る気力を失なってしまいます。これが仕事だったらと思うとゾッとしますね。
    お菊山と言う女性の山名は珍しいかもしれません。最初は、ここでお菊さんが処刑になった所と思い、登山を躊躇していました。きっと薄気味悪いところだと言う気持になっていました。
    実際のところ、石碑と松がその雰囲気を醸し出していますが、後ろに広がる泉南の海の眺望が全てを飲み込んでしまっています。
    尚、お菊さんが埋めたのは髪の毛と鏡であったそうです。

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