2023年10月16日月曜日

10月14日(土)交野山登山

 年齢が高くなると体力の低下は早くなり、回復力は遅くなります。

こんな低山でも2週間ほど間隔を置くと疲労感いっぱいになります。

増してや1000m越えの山ともなると遭難の確率が高くなるのは、当然と思います。

この夏は猛暑で、残暑も厳しくて、トレーニング不足の方も多かったのではないでしょうか?

ということで、絶景の低山「交野山」に登りました。

JR学研都市線の津田駅よりスタートです。南へと進路をとり高速道路を潜って神宮寺地区に入ります。
このあたりは、灯篭がたくさんある地区のようで、東高野街道の近くということもあったのでしょうか、常夜灯や道標の役目もあったのかと想像します。
基本的に津田駅周辺は新興住宅地区で新しい現代的なお家が多いのですが、少し離れると、環濠住宅のなごりがあったり、旧家や蔵が立ち並んでいます。随分と裕福な感じがしました。
遺跡や古墳もあり、古代から人の営みがあったようです。
突然やって来た秋という感じです。初秋と言う言葉は、死語になりそうです
石仏の道からの登山です。竹やぶが山への入り口です。
寺跡のようです。ここから寺領であることを示す石仏がありました。
舗装道路が続きますが、脇道も多く、こちらは「見晴らしの道」につながるようです。
最近はこのような堰堤をよく見かけます。風化しやすい土質なので、道はメンテナンスが頻繁です。
階段地獄のクライマックスは鉄階段です。山頂の巨石群が見えてきました。
花崗岩のようですが、地下深くから押し上げられてきたのでしょうか?
そろそろ景色が見れる機会が増えてきました。これまでのルートは参詣道でもあったようです。
今となっては、麓にも見ることができない開元寺の名残です。
三宝荒神の二の鳥居の広場です。
短いけれど厳しい坂を登ると巨石が現れます。交野山観音岩です。なにやら古代文字のようなものが刻まれています。
高いとこは苦手です。お尻がスースーします。右手奥には、六甲山系が見えています。
こちらは京都方面です。
観音岩の突端です。天気が不安定なので、人も少なめでした。
山崎方面から北摂の山が見えていました。
こちらは奈良側です。
少し下った所からの観音岩です。四角い穴は、何か祀られていたのでしょうか?
凡字のようなものが岩に刻まれています。古代宗教の聖域でもあったような感じがします。
白旗池も少し渇水しているようです。怪しげな藻が繁殖していますが、外来種でないことを祈ります。
国見山にも訪れました。山名のとおりの場所だと思います。戦国時代は要衝だったと思います。
馬頭らいい植林地帯を下ります。前回は道が荒れていて、迂回路を使ったりしていました。
何とか下山できました。反対側は高速道路となっていて、登り口を見つけるには、地図があった方が良い感じがします。.....作業用の登山道もたくさんあるので、初めての人にはわかり辛いと思います


0 件のコメント:

コメントを投稿