2018年8月21日火曜日

生駒山登山

通いなれた山道で、なんとなく集中力も欠けてしまいがちです。
六甲山では、遭難される方が年間数人発生するそうですが、生駒山ではあまりないようです。.....個人の感覚
ただし、今年のような暑さが続くと、熱中症で、救急隊のお世話になる方もあったようです。
18・19日は気温も下がり、風も涼やかでした。しかし、これも比較対象が40℃近い気温の日々である事を考えると、熱中症には気をつけなければなりません。
 ワチャワチャしゃべりながら登ってくると、山頂付近の電波塔郡が現れます。
山頂は電波塔が並ぶ向こう側(北側)ですが、今回は南の暗がり峠から鐘の鳴る展望所に向います。
 人の話す声が大きくなったら暗がり峠です。酷道308号線が東西をつなげています。
以前には、車幅1.3mの規制標識がありました。.....単車以外は無理のような気がします。
実際は奈良県側の道路改修で通れるのですが、標識を設置した自治体が撤去を忘れていたそうです。その時の柱だけが残っていました。
 ロードサイクルの人や登山者でお茶屋さんは賑わっていました。画面中央から奈良側へ下る道が続きます。
 森のレストハウスの東にある休憩所で、昼食となりました。
ハーモニカを奏でる人や、毎日登山の地元の人など、生駒山ならではの光景に遭遇しました。
 今回は目的テーマが曖昧な登山となりました。とりあえず、鐘の鳴る展望台へ向います。
 スカイラインの駐車場も設置されていますが、かなり登ってこなければなりません。
我々は、奈良県の山々を堪能しました。
 展望台の先はかなり揺れます。
 下山は奈良県の近鉄生駒線の元山上駅を目指します。
大阪側の道と違って、荒れた感のする道が多く道標も少ない感じです。

 なんとか川沿いの道に出てきました。
先の地震や大雨の影響でしょうか?川ではない所から水が吹き上げていました。周囲は土嚢等で処置はしてありました。
 大阪側と奈良側だと、山道の様子も違います。
 揺るぎ地蔵の前の道を下ります。
 こんな滝があったのでしょうか?何度か通っている山友も、水が落ちているは初めてだそうです。
 有名な石仏群もあるところです。....見逃してしまいました。
 滝つぼのすぐ近くに登山道がありますので、なかなかの迫力です。.....今回は涼しい!
 振り返ると、信貴山フラワー道路(無料)の高架橋です。....ますます高額な信貴山スカイラインの影が薄くなります。
 最後の休憩は里山の分岐でした。振り返るとお地蔵さんが沢山あって、それぞれに手厚く祀られていました。
 大阪側ではありえない景色です。住宅地がすぐそばにありますが、時間が止まっているように感じました。
 午前9時過ぎに登りはじめて、午後3時40分に元山上駅(無人駅)に到着しました。












2 件のコメント:

  1. こちらでも先週末はしのぎやすかったです。湿度も低くて9月の中旬並み。
    生駒山はよく聞きますが、大阪側と奈良側とではまるっきり違いますね。いかにも県境という感じがします。
    この夏はほとんど出かけなかったので、ローカルな駅舎を見ると血が騒ぎます。
    若い頃は何度か無人駅で夜を明かしたことがあります。
    最近はこんな田園風景の中を歩くようなことがありませんが、その土や草の匂いや、せせらぎの音は記憶の片隅からいつでも引っ張り出せます。

    また訳の分からぬ台風が来ていますね。関西にはこれ以上雨が降ってほしくないですよね。それこそ登山道が分からなくなってしまいそうです。

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  2. jollyhotさん こんにちは
    近鉄生駒線は、生駒と王寺を結び、矢田丘陵と生駒山の間に位置しています。
    奈良市と大阪との間で取り残された感じがするところです。
    学生時代は、キャンプや放浪の旅的なことが流行りでしたが、私は、ほとんど引きこもっていた。もちろん、同級生と小旅行や2~3日のキャンプの経験はあるのですがね。
    年金世代といういい年齢になってきましたが、そんなこんなで、何気ない風景でも感動してしまいます。
    生駒山は、自然林が多い事もあると思いますが、蝉や鳥の種類が多く、耳でも楽しむことが出来ます。....羽虫も多いです
    太平洋には、台風がウジャウジャと出来て、不思議な進路で日本に近づいてきていますね。
    山では、小さな台風でも崩落や倒木が発生します。それなりの規模の台風だと、登山道そのものが消えたりしている所もあるようです。.....旧○○登山道と言う名称に変っている所もありました。
    この調子だと海も落ち着かない日々が多くなりそうです。お互い気をつけて楽しみましょう。

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